2丁目3番地 シナノキ 7月上旬のある晴れた日の夕方、散歩をしていると、小さな白い花を付けている木の下を通りかかった。 すると、日中のあたたかい空気の名残りに混じって覚えのある甘い香りがした。 それはどことなく懐かしく、子どもの頃の夕暮れ時の家路につく道端の樹と同じ匂いだと思った。 さっそくスマホに… 続きを読む
随想 願正寺のどんぐりの木|信子 半年ほど前、仮性近視について調べていたらこちらのホームページに遭遇しました 故郷がインターネット上でも間違いなく現存していたとは!心から感謝します。 私は、昭和24年生まれで、東小学校梅組信田(宍戸)律先生、中学では白田良夫先生、東高校では考古学クラブでした。 ふるさと鹿島ウイルスに、18… 続きを読む
写真 大夕張の桜-千年町-|高橋歌子 手前、願正寺のミズナラの木と、向こうに咲く桜の木。 千年町の願正寺前からバス道路 『大夕張神社 花見』で、楽しげな春の花見の様子を紹介しましたが、このあたり寺社街の桜は、大夕張の花見の場所としてとりわけ有名だったようです。 大聖寺の住職、萩野宗英氏が、『大夕張-鹿島で暮らした日々』の中で… 続きを読む
訪問記 大夕張の樹木 1999年(平成11年)10月24日、シューパロ塾主催の『樹木説明会に参加しました。「道立林業試験場」の北川建雄さんのお話を聞きながら大夕張をまわりました。その時のお話からです。 開通したばかりの道東道を夕張ICまで。北広島を過ぎ、追分を過ぎる。 上下一車線とはいえ、車の流れもスムーズで札幌を… 続きを読む
訪問記 僕と木(2000年6月25日)|飯田雅人 富士見町2丁目の大木の辺り (平成12年6月25日) すでに住人の立ち退きが終わり,建物がほとんど取り壊された,大夕張だけれど,街あとをあるけば,草や木々に被われてはいるものの土地がある限り,記憶につながるモノにまだめぐり合える。 富士見町3丁目と2丁目の間に大きな木が立っていた。 ささやくん,… 続きを読む
岳麓の里 – 大夕張風物 – 色づく山ぶどう - 大夕張風物 - 色づく山ぶどう 画・・・・野 田 淑 雄文・・・・佐 藤 貞 雄 秋風が吹きはじめると、かえでが美しい色どりをみせるが、遠目にも、いちばん早く赤くなるのが山ぶどうの葉である。 樹木にからみつき、かえでより数倍大きな葉が、木を覆いつくす。葉の間から、黒い粒をつけたかたまりが、ぶらさ… 続きを読む