駅舎

旧明石町駅 1997 訪問記

旧明石町駅 1997

1997年(平成9年)5月の旧明石町駅。   昭和48年(1973年)に廃止になってから24年、屋根が傾き、窓には木の板が打ち付けられながら、なんとかそこに建っていた。   この時期、故郷の大夕張を訪れた人は、きっとそうであるように、自分も「そこにある」ものたちを夢中で写真に収めたのだった。   正…
明石町駅 思い出の街角

明石町駅

昭和40年頃、明石町駅駅舎 高橋さんが、『続大夕張つれづれ#105 明石町駅の待合室』でこの写真を見て次のように書いた。 写真の左右にある立木はポプラである。 右側のポプラのある場所には花壇があり、ヒマワリやスミレなどが植えられていた。 私は動植物には興味がないせいか、他の花についてはあまり記憶にな…
昭和35年 遠幌駅 運んだ、石炭を人を

昭和35年 遠幌駅

昭和35年 遠くに、ホームと「えんほろ」の駅名標が見えている。 下記『山史』によると、 北炭(北海道炭礦汽船)が遠幌炭鉱を開発、昭和23年に送炭を開始した。 同年6月18日に、北炭が駅舎社宅を完成し、北炭から提供を受けた。 営林署、北夕炭鉱、北菱鹿島炭鉱の岐線があった。 白黒写真に着色した画像   …
大夕張駅 思い出の街角

大夕張駅

 昭和40年頃。大夕張駅 駅舎。  特に、昭和30年代、昭和37年に南部間との道路が開通するまでは、大夕張を出るには鉄道しかなかったころ、生活の中心には、この駅があった。  学生服姿の中高校生が、日差しの中に佇んでいる。  警察署の影が大夕張駅の庭に伸びる。  道路沿いには、水道栓がある。が、ここで…
昭和43年 千年町駅 思い出の街角

昭和43年 千年町駅

 千年町駅は郵便局や駐在所のあった商店街がならぶメインストリートからやや明石町よりのところにあった。  昭和25年11月1日、千年停留所として開業。    昭和35年3月21日千年町駅になり、昭和45年無人化された。  昭和48年三菱大夕張炭礦閉山のため、12月16日営業廃止となった。  当時,駅長…
南大夕張駅と駅名板 運んだ、石炭を人を

南大夕張駅と駅名板

昭和25年、ホームの高台にあった南大夕張駅と駅名板 『ゑんほろーみなみおうゆうばりーおうゆうばり』表記。 ちなみに、シューパロ湖駅は、昭和37年、明石町駅、千年町駅は、昭和25年11月開業。 白黒写真に色付した画像 昭和25年南大夕張駅と駅名板…
大夕張炭山駅 運んだ、石炭を人を

大夕張炭山駅

白黒写真に着色した画像 昭和40年頃の大夕張炭山駅 三菱大夕張鉄道の始発駅 【飯田雅人】 (平成10年5月28日) 私が当時住んでいた富士見町から近い駅が大夕張炭山駅でした。 三菱大夕張鉄道の始発駅で,清水沢駅が終着駅でした。 私の記憶の中では炭山駅の屋根は淡いうぐいす色ですが,現在では赤い屋根に黒…
南大夕張駅 思い出の街角

南大夕張駅

昭和62年(1987年)  南大夕張の駅はホームからちょっと小高いところにあった駅でした。私は,大夕張が閉山になる前の南大夕張の記憶しかありませんが,南大夕張に主力が移ってからは市内の高校への通学等この駅舎を起点に通った方も多いと思います。  この写真が撮影された,昭和62年7月に,清水沢~南大夕張…