遠幌駅から 清水沢方面

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昭和40年頃。

 この写真は、左手に遠幌駅の駅舎があり、ホームの向かい側から清水沢方面に向かって撮影されたもの。

 線路の先には清水沢清湖町のアパート群が立ち並んでいます。

 昭和48年『塩狩峠』(三浦綾子原作・松竹映画)の撮影が三菱大夕張鉄道を舞台に行なわれました。その際,映画の冒頭遠幌駅ホームが名寄駅ホームとして登場しています。

 


清水沢清湖町 【奥山道紀】  2000年03月29日(水)22時20分17秒

 清水沢駅から大夕張に向かう列車に乗り駅を発車すると、細長い町並みを抜けるとすぐに巨大な要塞のような北炭の清水沢発電所が目に入ります。

 清水沢炭鉱の輸車路(トロッコの線路に屋根がかかったもの)に沿って進み、 列車はダムで堰き止められた夕張川の断崖上をゆっくりと走りますが、対岸 には清水沢清湖町の炭鉱住宅が広がります。

 ここも住之江町や岳見町(住之江町は当時清水沢住之江町、岳見町は南部岳見 町、遠幌の鉄橋が南部・清水沢の境でした)と同じく北炭清水沢炭鉱の住宅街 でした。

 大きなアパートが何棟かあり、北海道立夕張診療所(結核療養所)もありまし た。

 昭和59~60年頃までは夕鉄バスの清湖町線が走っていました。

 ここへ行くには三菱大夕張鉄道の踏切を渡り清水沢ダムの堰堤上を通りますが 右手に行くとかつての夕張温泉ホテルの跡があります。

 いまでも「梁山泊」という一軒家に写真家風間氏が住んでいる筈です。 清水沢の発電所ではお盆にダム湖で花火大会を行い住之江町や清湖町からは、 とても美しく見られました。


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