若葉坑

大夕張炭山若葉坑々務所付近 其の一 絵葉書

大夕張炭山若葉坑々務所付近 其の一

  『大夕張炭山』の絵葉書(小紙商店発行)  明治大正期の頃の大夕張炭山。    どういうまとまりで発行されていたのかわからないが、今でも古書店などでは、バラ売りで売っているのを時々見かける。  自分が入手したのは、20年程前だが、『近江堂発行(つるや)』の記載がある夕張炭山のシリーズとセットになっ…
南部地区 鉱口地図 地図

南部地区 鉱口地図

『二十年史』(大夕張炭労発行 昭和41年)に掲載の地図。 若葉坑は明治44年に開かれた「大夕張炭坑株式会社」の主力坑。 加南栄坑開坑のいきさつは次のようだ。 昭和2年7月に新六尺坑を開坑、若葉第一斜坑の運搬距離を短縮と、炭層精査のため、若葉坑と新六尺との約中間に加南栄坑を開坑したという。   昭和4…
1913年(大正2年) 大正

1913年(大正2年)

2月 火力発電所(75キロワット)竣工(大夕張炭坑)。12月 23日,若葉坑開坑により大夕張尋常小学校若葉特別教授場開設(本校の北側傾斜地を登る30間余の地点)尋常科3年までを収容して授業開始。北部大夕張への踏査開始。…
1912年(明治45年/大正元年) 明治

1912年(明治45年/大正元年)

3月 21日,大夕張尋常小学校2教室増築。6月 滝の沢の北方の渓頭に若葉坑開坑。7月  錦坑閉坑。滝の沢抗縮小し,若葉坑に主力を注ぐ。【大夕張炭山近況(北海タイムス8月6日)】従来の施設と将来の計画:松隈鉱長曰へ大夕張炭礦株式会社時代に於る同鉱の施設は一見頗るハイカラ風にして坑内外の経営は略ぼ完成し…
1911年(明治44年) 明治

1911年(明治44年)

4月 1日,大夕張特別教授場(この年児童数126)が公立大夕張尋常小学校となる。5月 7日,大夕張尋常小校舎建築。12坪教室3室の校舎建築。旧校舎と併用。児童数226名4学級編成。6月 1日,大夕張炭坑株式会社が清水沢-二股(南大夕張)間専用鉄道線完成。運転開始。二股駅(南大夕張駅)開業するが,駅舎…