シューパロ川のほとり|栂 苓子
2020-02-24
2020-02-27
16632
【書 名】 『シューパロ川のほとり』
【著 者】 栂 苓子 、渡部 侃
【著者略歴】
栂 苓子(つか れいこ) <本名 小田島敏子 東京生>
父の仕事の関係で,小学校一年から高校までの12年間を,夕張市鹿島の炭坑町で過ごす。卒業後,国立音大にて幼児教育を専攻。幼稚園教諭,ヤマハ音楽教室講師,HBC放送劇団員,薔薇会音楽教室主催,等を経て現在,東海大学医療技術短期大学女子学塾勤務。
<渡部 侃(わたなべ かん) 本名同じ>
武蔵野美術大学卒 創作画人協会理事 能雅院同人。作者 栂 苓子とは鹿島中学校,夕張南高校を通じて同期。
【初 版】
1994年6月10日発行
【発行元】
〒112 東京都文京区目白台2-13-2 近代文芸社
(tel) 03-3942-0869
(fax) 03-3943-1232
【定 価】 2000円
>>>>「ああ、大夕張」無残となつかしさが交錯していた。草ぼうぼうの空き地の中で虫の声を聴き、夢の跡から這い出すように大夕張駅に赴いたときには、暮色はさらに濃かった。>>>>
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