日: 2020年10月17日

心の原風景|菅井宏史 随想

心の原風景|菅井宏史

 坂道、それも急で長い坂道を登っていると、ふと心が回りの景色から離れ、小さい頃、息を切らせてよく登っていた坂道のことなどが、心に浮かんでくることが、以前から度々ありました。  大夕張の坂道、「そういえばあの頃の生活には、いつも坂道があったなあ」と。  生まれたのが、常盤町の一番山手にある住宅でした。…