札幌にあった三菱の宿泊施設のはなし その1

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 先日、鹿島中学校の同級生のMasaaki Saitoさんから、メールがあった。

 札幌にあった三菱の宿泊施設についてだった。

 Masaaki Saitoさんのメールによると、その宿泊施設は、南3条付近で、西は23丁目前後だったという。

 そこに宿泊した時の思い出を次の様に書いてくれていた。


 お世話になった管理人さん 【Masaaki Saito】

 スキー部が遠征で良く泊まっていました。

 スキー部は遠征に出て、日曜日の大会にでると、その日の三菱バスの最終に間に合わなくて、必ず三菱大夕張炭鉱の宿泊施設に泊まって、月曜日の札幌始発が11時50分発車庫前から乗ってました。

 街中が12時発でしたね。 昔は、ニセコ、富良野、旭川、名寄、洞爺湖と大会に行くのは、必ず札幌からの電車でしたから、帰りは必ず札幌泊まりでした。

 宿の玄関は二階吹き抜けだったのは記憶にあるんですが、大きい建物ではなかったと思います。

 その当時はかなりの宿泊数もありましたし、思い出深い炭鉱の施設です。

 一度、そこの管理人さん?かな、ご迷惑お掛けして、その内容は、私が一年浪人していたシーズンに、高校生と中学生を引率した試合の帰りに、札幌駅から大通りに向かって歩いていたら(夜の9時は過ぎていたかな)交差点で信号待ちをしていたら、前・横からパトカーが来て、警官が降りて来て、職務質問。

 全員パトカーに乗せられ道警まで連行されてしまい、事情を説明し納得はしてくれたものの、子供達だけでは帰せれないと、それで、宿泊する所の方に迎えに来て頂いた事がありました。

 大変なご迷惑をお掛けした記憶が鮮明に残ってます(笑)。

 場所を知っておられる方がいれば、何か情報が出て来れば嬉しいです。

 


 

 Masaaki Saitoさんのメールを読んで、当時、大夕張から札幌に出てきた当初、よく補導員に声をかけられていた自分のことも思い出してしまった。

 よっぽど田舎からでてきた少年が、札幌の街中をぶらぶらと何うろついているんだ、みたいな雰囲気を背負っていたのだろう・・・

 余談だが、このメールのあと、Masaaki Saitoさんと、札幌で街中での青かった時代の懐かしくも楽しい話題にチャットで盛り上がってしまった笑。

 と、それはさておき、

 

 私自身の経験でいえば、札幌にあった三菱の宿泊施設に泊まったことは、昭和45年中学3年生のことで数回ある。

 『三菱の子弟?寮』というような言い方をしていたような気がする。

 昭和45年頃、家庭の事情や都会への憧憬など複雑な心情から札幌の高校をめざすこととなり、当時、鹿島中学の同級生の数名(4、5名だったと思う)で、当時桑園予備校?だったかでおこなわれていた、北海道学力コンクール(道コン)を数回受けたことがあった。

 土曜日の夕方の三菱バスに乗って、日曜日に試験、午後6時頃の大夕張行の三菱バスに今の京王プラザあたりにあった車庫前から乗車した。

 宿泊施設は、STV会館の南側、道路をはさんだ北1西8にあった。表通りから中に入ったそれほど大きくない施設で、周りを建物に囲まれて目立たなかった。泊まったのは、中学生4、5名も入ればいっぱいになる畳の部屋だった。

 三菱の子弟寮ということだったが、代表者が三菱の関係者であれば誰でも泊まれたと思う。

 そこでは大夕張では経験したことがなかった札幌の夏の蒸し暑さを経験した。

 その寝苦しさにたまらず窓を開けると、すぐ隣のビルの建物に、『ブラザーミシン』のネオンサインが明るく点灯していたことが今でも目に浮かぶ。

 

 自分がその寮があった場所を、北1西8となぜはっきり覚えているかというと、札幌に出てきて直ぐの頃、場所を確かめるためにそのあたりを探したことがある。

 『北1西8』は、自分のバス通学の沿線でもあった。それで覚えていたのだった。

 

 これは、自分の記憶だったが、Masaaki Saitoさんのいう、円山方面にも寮があって同級生たちが泊まっていたというはなしも、当時聞いていたような気がおぼろげにあった。

 

 札幌で三菱の宿泊施設に泊まったという同じような思い出を持つ人が他にもいるのではないだろうか。

 

 

 (札幌にあった三菱の宿泊施設のはなし その2)につづく


 

備忘録

 

  

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