八百五十の思い出

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昭和30年、八百五十のゲレンデ。

 

八百五十の思い出 【斎藤敏幸】  (1998年02月27日(金)17時58分42秒)

八百五十へは、冬スキーを履きながら父によく連れられて行きました。

富士見町のスキー場から、大夕張神社まで登り切り、浄水場の横を通り抜け、沢伝いに少し下り、後は平坦な道をスキーで滑ります。

その後は、だんだん急な上りになります。

登り切ったあたりから、遠くに3本の大きな杉の木が見えてきます。その木の向こうに、850があったと思います。

そこには、山小屋があり、一時期冬期間管理人のおじいさんがいたことを覚えています。

山小屋には、大きな薪ストーブがありました。一度火事で焼失したことがありましたが、その後また山小屋が建てられました。多分、三菱の福利厚生施設ではなかったのかと思います。

昨年、大夕張を尋ねた時、スキー場のロープ塔はまだありましたが、八百五十の山小屋は、今も老朽化しながらも、建っているのでしょうか。

この季節、子供とスキー場へ行くと、富士見町のロープ塔と八百五十の山小屋を思い出します。

 

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