大夕張小唄

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 昭和34年三菱大夕張礦業所選定歌。『炭鉱(ヤマ)に希望の花も咲く』と共にキングレコードよりレコード化。礦業所が地元住民と会社関係者の志気を高めるために製作し、住民に親しまれた。

 『大夕張の歌』『大夕張音頭』ともよばれ、お祭りやお盆の時期、大勢の人が、歌い踊ったという。

 大夕張ダムで働く開発局の職員や、大成建設の関係者の間でも大夕張ダムと語呂を合わせて歌われたそうである。

 昭和34年に発行された『大夕張小唄』のオリジナルバージョンは、三橋美智也と、下谷二三子が歌っていた。

 三橋美智也、下谷二三子の歌は、『映像館』のページで紹介している『鹿島東小学校閉校放送』や、『遥かなる思い出の故郷』の中でBGMとして流れているので、そちらで聞くことができる。

 20年くらい前、ヤフオクでこのレコードを見つけて購入した。しかし、残念ながらプレーヤーを所有していない。だからまだ聞いていない。ただのコレクションになってしまった。

 ここで紹介する音源は、『ゆうばりの唄12選』という、かつて夕張市よりLD(レーザーディスク)で発行されていたものだ。(このLDは、現在YOUTUBEの中で検索すると全曲聞くことができる)

 平成9年ころ、シューパロダム建設で立ち退きがせまっている時期に放映されたテレビ番組で、居酒屋『張張』に集まった高齢の住人たちがこの歌を熱唱していた。長年暮らした故郷を去らざるを得ない淋しさと愛着をこめて歌う姿に胸が熱くなった。その場面がいまでも、この歌と共に目に浮かぶ。

 YouTube上でこのページからの限定で公開します。


「大夕張小唄」(昭和34年制作)

作詞:近藤保太郎

作曲:森山真弓

編曲:萩原秀樹

唄:暁メイ子

(1)シューパロに風わたり

    流れもぬるんで 春がくる

   のぼり はためく 山神祭

    祈りかしこみ 地熱の中に

   男度胸の 花が咲く

    大夕張よいとこ 炭坑の町よ

(2)朝に 夕べに

    山々 仰ぎ 夏がくる

   待ちに待った盂蘭盆の

    やぐら太鼓に心も弾む

   手拍子 そろえば気もそろう

     大夕張よいとこ 炭坑の町よ

(3)めぐる 山々

     足音しのばせ 秋がくる

   紅葉のよそおい 錦とまがう

    山のおやじも見とれる眺め

   ハイクにつりに 好シーズン

    大夕張よいとこ 炭坑の町よ

(4)八百五十の

    山を越え越え 冬がくる

  見渡す限りの 銀世界

    裸まいりで 今年も明けて

  スキーで鍛える この体

    大夕張よいとこ 炭坑の町よ


  

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