おんぶ

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 おんぶ紐で背負われている私は、昭和31年の3月生まれだから、その年の秋ころか。母は、26才の年。

 

 先日、高橋正朝さんの『続大夕張つれづれ#60』の『融けかかったアイスキャンデー』を読んで、子どもをおんぶって遊びにくるオバさんの姿を想像していた。

 最近は近くのスーパーに買い物に妻のお供で出かけても、赤ちゃんを抱いた母親はよく見るが、『おんぶ』されている赤ちゃんはあまり見かけない。抱っこ紐で『抱かれ』ている。 

 今年の冬に、長女が里帰り出産した。その時も、『抱っこひも』で、赤ん坊と向き合い、正面に抱っこしたスタイルだった。母子間の安定感、安心感が高いのだという。自分が子育て世代の時も、抱っこ紐が主流になりつつあったように思う。

 今は子育ても夫婦ふたりでという考えが当たり前だが、当時は、母親が、一人で買い物や家事をこなす家庭が多く、一般的だった。そのためには、おんぶ紐は、両手が使えるということで、やはり効率的だったのだろう。

 

白黒写真に着色した画像
鹿島小学校のグラウンドだろうか?広い土地は他に思いつかない

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