サルノコシカケ

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秋のシーズン、キノコ狩りに出かける人も多い。

大夕張に居た頃、秋になるとキノコをとってきたからといって、ご近所でいただくことも多かった。

 

我が家は山の幸は、もっぱらいただく方で、ご近所にお裾分けをするときは、母親が作った手料理や、家庭菜園で収穫したトウモロコシなどが多かった。

 

キノコを採りに山に入ったことはなかった。

成人してからは、せいぜい子どもを連れて、近郊の子どもたちの足でも登れる山の登山をして歩いた程度だ。

 

それでもこの『サルの腰掛け』という名前とその姿は子どもの時から良く知っていた。

 

学校から帰ると、八百五十に連なる山の斜面に遊びにいった。

山といっても鬱蒼と木々が茂るというわけではなく、火防線が切られていたたこともあり、住宅から続く斜面は畑などで開墾され、木の切り株や笹原が一部に残ると言った感じだった。

  

クワガタ、トンボ、バッタ、蝶々など昆虫採集が目的だったが、そのクワガタの幼虫がひそんでいそうな切り株の根にもよく付いているのをみかけたものである。

『サルノコシカケ』は一年を通して見ることができた。その種類も600種類以上あるという。

自分が『サルノコシカケ』と聞いて思い浮かべる姿は、大きさも30センチくらいの、写真のようなごつごつとした感じのものである。 

 

 

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