大夕張年表

1932年(昭和7年) 昭和

1932年(昭和7年)

2月 採炭方式変更(V型採炭法)。 4月 2日,『協和会報』(三菱大夕張礦業所発行所。 阿部金作発行人)発刊。月1回不定期発行。 6月 2日,夕張町会議員選挙。藤井賢造,成相淑,有江忠五郎大夕張から当選。 7月 16日,大夕張郵便局局舎新築移転(名取沢右岸) 9月  宝沢道路工事着工。 10月 20…
1931年(昭和6年) 昭和

1931年(昭和6年)

1月 26日,大夕張郵便局,電信電話通話事務取扱を開始。 大夕張第1斜坑採炭開始。 4月 10日,大夕張尋常高等小学校第2代佐々木久五郎校長。 6月 13日,曹洞宗大夕張説教所(大聖寺)千年町に創立。(昭和3年炭鉱開発されたとき,当時南部の説教所で布教していた初代鉄山和尚が会社の要請によって,昭和6…
1930年(昭和5年) 昭和

1930年(昭和5年)

5月 11日,大夕張俳句会設立。小幡頁同(60名)。  第2次指定商11店入地(千年町)。土屋商店(飲み屋),駒商店(時計,新聞),佐藤庄太郎(造材),小須田信一(運搬業),小原庄次郎兄弟(建具),篠崎公正(石炭運送),東田左官,帯向商店,千葉金一(理髪),酒井洋品店,熊谷市助(大工)12名。 8月…
1929年(昭和4年) 昭和

1929年(昭和4年)

1月 22日,大夕張の駅名を南大夕張,北部駅(主として旅客の乗降及び購買会用品等少量の貨物を取扱うを目的とする)を大夕張駅と改称。 終点を通洞駅(一般乗降客を取扱わず専ら石炭積出し及び砿業所物資の積卸しを行うを目的とする)と命名。2月 4日,この日から客車2両を連結運転。4月 主夕張青年訓練所設置。…
1928年(昭和3年) 昭和

1928年(昭和3年)

2月 初)橋梁橋桁到着完了し,南部在住佐藤庄太郎により馬橇により運搬開始。 3月 初)橋桁運搬完了。 三菱大夕張に請願巡査1名。北部に1名派出所。(向こう1年間許可) 4月 1日,鶯沢,吉野沢橋梁,架橋工事に着工。 6日,五十鈴沢橋梁,架橋工事に着工。 15日,香椎沢橋梁,架橋工事に着工。  30日…
1927年(昭和2年) 昭和

1927年(昭和2年)

3月 17日,専用鉄道北部延長工事申請。 4月 8日,本店,技術部沢田技師,はじめて工事予定線を踏査。 10日,大夕張砿直轄鉄道係設置,事務所を用度係事務所(既成線終点4哩70鎖の山川附近)内に置くこゝとした。 5月 中旬,専用鉄道延長工事担当者として沢田技師発令。 22日,沢田技師着任。 6月 1…
1926年(大正15年) 大正

1926年(大正15年)

7月 1日,大夕張青年訓練所開所。 8月 北部開発,第2次案の通洞案に決定。南部二股市街-ダニ峠-通洞台地(鹿島小グランド)まで馬により資材・機械を運ぶ。 9月 通洞開鑿工事に着手。 11月 三菱鉱業,大夕張北部新鉱開発5ヵ年計画に着手。南部-北部大夕張間の鉄道工事始まる。専用鉄道は既成線4哩55鎖…
1925年(大正14年) 大正

1925年(大正14年)

2月 11日,若葉第1斜坑 発破による死者1負傷8。 3月 大夕張炭山派出所を廃止。 9月 4日,大夕張義勇消防組,公立大夕張消防組として認可。初代組頭小紙元春。 12月 鹿島沢探炭坑道,炭層状態確認をして一時中止。 【夕張市人口 48697 : 大夕張地区人口 - 】 【社内炭砿人員:652】 【…
1924年(大正13年) 大正

1924年(大正13年)

2月 常盤沢試錐・スエーデン式17号。(北部) 3月 9日,六尺の輸送路近くの下河原松太郎監督下の飯場で火災。炭車暴走し選炭場が被害。 12月 通洞坑口予定地の初音台地に坑夫社宅6戸建2棟建てられる。(翌年春にかけ) 【社内炭砿人員:822】 【出炭量:86.798t 累計:820.417t】 大夕…
1923年(大正12年) 大正

1923年(大正12年)

4月 10日,火葬場できる。(14坪釜2基) 6月 鹿島沢探炭坑道開鑿による炭層調査開始。(北部) 12月 三菱大夕張鉱に実業補習学校(鉱業)を設置。小学校高等科卒業の男子を入学資格,修業年限を3ヵ年とする。 北部開発,第2次案を最良として測量開始されるが,関東大震災のため中止。 【夕張市人口 44…
1922年(大正11年) 大正

1922年(大正11年)

1月 鹿島沢試錐スエーデン式11号。(北部) 2月 1日,三菱鉱業の合理化により,大夕張砿業所を美唄砿業所の支坑に改める。 4月 香取沢試錐スエーデン式12号。(北部) 6月 大夕張尋常小学校,4教室,児童,職員玄関等増築。 校旗制定。 8月 パンケ大二股試錐13号。(北部) 11月 中の沢試錐スエ…
1921年(大正10年) 大正

1921年(大正10年)

5月 6日大夕張郵便局(請願により夕張郡夕張町字大夕張炭坑に設置(昭和5年南大夕張郵便局に改称)7月 鹿島沢地域試錐9,10号・北卸沢探炭試錐英式1号。(北部) 25日,新錦坑でガス爆発。死者5名。10月 春日沢試錐英式2号。(北部)11月 香取沢試錐英式3号。北卸沢試錐英式4号。(北部)北部開発第…
1920年(大正9年) 大正

1920年(大正9年)

4月 1日,大夕張尋常小学校に高等科を併置,校名を大夕張尋常高等小学校と改称。この時児童数尋常科436名(8学級)高等科32人。  大夕張土工請願派出所に1名請願巡査配置。(11月廃止) 6月 私設消防隊を改編し,大夕張義勇消防組創立。(二股・六尺・若葉)人員を60名とし,初代組頭に新豊利右衛門就任…
1919年(大正8年) 大正

1919年(大正8年)

4月 大夕張尋常小若葉特別教授所を大夕張尋常小学校若葉分教場と改称。8月 1日一級町村制の施行に伴い、大夕張→南大夕張、北部大夕張→大夕張と改める。8月1日正式公布。 南部コークス炉完成。9月 東北帝大矢部理学博士,三菱鉱業今井孝次郎博士が北部大夕張に石炭を発見する。36尺層露頭採炭(常盤沢露天堀個…
1918年(大正7年) 大正

1918年(大正7年)

2月 滝の沢斜坑,開鑿。二股選炭場隣に骸炭製造を計画,ビーハイブ式窯52の建設に着手。4月 10日,三菱合資会社から炭坑部が分離して,「三菱鉱業株式会社」を設立。6月 14日,二股駅を大夕張駅と改称。7月 三菱鉱業が北部大夕張(鹿島)を調査し始める。北部開発第1次案として北部-万字間鉄道調査。万字の…
1917年(大正6年) 大正

1917年(大正6年)

4月 1日,大夕張尋常小学校補習科修業年限2年を設置。 【夕張市人口 35325 : 大夕張地区人口 - 】【大正7年以前出炭量累計:185.315t】 (※この項これ以降、三菱鉱業社史資料による)    …
1916年(大正5年) 大正

1916年(大正5年)

1月 24日,三菱合資会社が大夕張炭坑を1.625.000円で買収し,「三菱合資会社大夕張炭坑」(炭坑長/松隈三郎)となる。(買収鉱区夕張郡登川村大字大夕張川字夕張山などの採掘権及び試掘権)(譲受建築物,事務所8棟,社宅20棟,鉱夫長屋74棟,倉庫8棟,工場9棟 輸車路 倶楽部1棟 桟橋5箇所 浴場…
1913年(大正2年) 大正

1913年(大正2年)

2月 火力発電所(75キロワット)竣工(大夕張炭坑)。12月 23日,若葉坑開坑により大夕張尋常小学校若葉特別教授場開設(本校の北側傾斜地を登る30間余の地点)尋常科3年までを収容して授業開始。北部大夕張への踏査開始。…