食憶 食憶(食憶減退・風邪の味)|長谷川潤一 皆さま方、インフルなど召してはいませんでしょうか。 この時期になると思い出す「風邪」の味?私はいろいろあります。 蜂蜜、水飴、麦芽糖、サクマのドロップ、不二家ポップキャンディー、喉へのいたわりにレロレロと。 砂糖つき梅漬け、のりたま、江戸むらさき、お粥を少しでも食べるためにと。 おろし金の… 続きを読む
食憶 食憶(その12 川原の鍋)|長谷川潤一 息子が楽しみにしていた樽前登山が都合で中止。 かわりに何かしようかということになり、先週、宿泊研修でカマド係りをバッチリやりこなしたという息子の腕前を確かめるため、思い出したのが「炊事遠足」。 炭火の焼き肉でもなく、海の幸ありのバーベQでもなく、もちろんおしゃれなアウトドアでもなくて、米、味噌… 続きを読む
食憶 食憶(その11 お湯)|長谷川潤一 冬の味の大元だと思うんですが、湯沸かしのお湯のことなんです。 ほとんどの家では当然石炭ストーブでしたよね、鋳物のフジキ式とか鉄板のやつとかいろいろ。 ひょうたん型やトラックオーバル型、後部にいくと煙突が出るだけの尻すぼみ型、石炭をまとめて投入する山高型、前からジュウノでくべるのとか上部… 続きを読む
食憶 食憶(その10 しゃっこい水) 長いテーブルにズラーッと並び、長屋話などに盛り上がりましたね、交流会! ご新規の方の参加もあって、さらに「池田屋」暖簾の登場!! ううっ、5円の「ぱんじゅう」の温もりが(;_;)・・。 で、こちら恵庭は雪がかなり降りました。 もう、かまくらができそうなくらいです。そこで、雪の中の… 続きを読む
食憶 食憶(その9 歩道橋の午後3時)|長谷川潤一 やっと暇ができたので、大夕張に行って来ました。 ちょっと来ないとなんか寒々と広い感じがするなー、紅葉の季節も終わりだしなー・・ちょっとまてよ、おい! 何か変だと思ったら、あの歩道橋が無ーいー!。 鹿島小学校時代、みんなで渡り初めをした歩道橋。 冬の朝、誰も歩いた跡がない階段に一番乗… 続きを読む
食憶 食憶(その8 お上品な御味)|長谷川潤一 交流会も楽しく過ごし、メロン城にみんなで寄り道。 いろんなお土産がありますねー。 ワイン、焼酎の酒類、羊羹、キャンディー、ケーキ類、そのものずばりの石炭まんじゅう、地元に関するお土産がいっぱいです。この時期の地元の味として思い出すのは、やっぱりメロンですねー、ヒロさんとメロンの食べ方についての… 続きを読む
食憶 食憶(その7 住環境と食生活)|長谷川潤一 山菜採り、行かれました? 家族での行楽行事、それとも秘密の場所で独り占め採りかな? ちょっとした郊外の道路端っで、袋など下げて何か採ってる人たちを見かけますよね、排気ガスで煤けたモノなんか良く採る気になるなーと嫌な気分になります。 すこぶるきれいな環境の良い大夕張では、美味しい山菜が、… 続きを読む
食憶 食憶(その6 三尺鯉)|長谷川潤一 川の大物話を食憶にからめましてひとつ・・。 緑町にいた親戚のおじさんがなかなかの釣り名人でして、五月のダム増水の時期に、三尺モノの鯉を釣ってきました。 一メートル以上の大物を釣ると、シューパロ湖の主みたいな紹介で、写真付きで新聞に載ったものですね。 さっそく長屋に野次馬根性で見に行くと、大き… 続きを読む
食憶 食憶 (番外編「CM」)|長谷川潤一 CMといえば、大夕張鉄道の車内でロケをした、三菱グループのCMを思い出します。 HBCでやっていた、朝のワイド番組でながしていたもので、外人さんが客車に乗ってきて、他のお客さんと何か話しをしようとしたところ、みんな驚きとまどって顔をそむけるように避けてしまう。 外人さんは、気持ちも言葉も通じず… 続きを読む
食憶 食憶(その5 木箱の中身)|長谷川潤一 大夕張の暮れは、すっぽりと雪の冬でした。 この時期ならではな物を、ちょっこといきたいと思います。 まず「リンゴ」。 幌掛けのチェーンを撒いた小型トラックに拡声器がちょこんと載っかっていて、「青森から来たさ」という眼鏡のおじさんが、お国訛りで売って歩いてました。 あの長方形の板作りのリンゴ箱… 続きを読む
食憶 食憶(その4 小学校の給食)|長谷川潤一 斎藤さんのところで鹿島小学校の解体の写真は、みんなショックだったという話になり、鼓笛隊などの思い出話をしました。小学校にちなみ、給食の話しなどを。 ちょうど私どもが入学の折りに給食は始まりました。 一年生から給食を食べたというのは、私どもからということらしいです。当然今と違って自校式ですからし… 続きを読む
食憶 食憶(その3 「へ」の字)|長谷川潤一 初雪、初氷、夕張岳にも白い雪が・・という時期になると思い出すものは何か? そうです、漬け物です! 紅葉が進むと、あちこちの長屋の壁や洗濯物の物干し竿に、ずらーっと掛かっていたダイコンです。 縄で一本ずつ丁寧に縛られて、長屋の間にユラユラ、ブーラブラと山間の早い西日の中で揺れていました。 そ… 続きを読む
食憶 食憶(その2 食堂のお話)|長谷川潤一 一回目の投稿からだいぶ間が延びました、のびついでの話でラーメン話を。 当然のこと、池田屋さんは幅広いメニューでメジャーでした。 思い出すのは、薄口色のスープのラーメン、ゆで卵などを抜いた「かけラーメン」、値段を抑えた「学生ラーメン」。 そして永遠に忘れられない味なのが、たこ頭型の銅板焼き饅頭… 続きを読む
食憶 食憶(エピソード1)|長谷川潤一 先日、ちょっと息子の夏休みに同調して、家族で釧路方面に行ってきました。 和商市場で、鮭やイクラなどを買い込み、帰りの車の中で筋子にまつわる話をしました。 それは、採炭で先山をやっていた父のお弁当のおかずのことです。 父が現場に持っていく弁当のおかずの定番に、筋子がありました。 毎月14日の… 続きを読む
食憶 食 憶|長谷川潤一 S33年大夕張生まれ。彼の大夕張での記憶は他を圧倒する。 ■エピソード1■その2 食堂のお話■その3 「へ」の字■その4 小学校の給食■その5 木箱の中身■番外編 「CM」■その6 三尺鯉■その7 住環境と食生活■その8 お上品な御味■その9 歩道橋の3時■その10 しゃっこい水■その11 お湯■… 続きを読む