お忍びの古里帰り | 小林光志

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 2003年11月4日。

 大夕張を訪問しました。

 
 想像していましたが、それ以上のショックでした。

 
 何もない大夕張を訪れました。

 
 夕張岳だけが、快晴の中に50年前と同じ姿でした。

 

 
 鹿島小学校・・訪れる人が多いのでしょう、踏み入れた場所以外は、背丈もある雑草でいっぱいでした。

 
 母校の夕張工業にも行きました。

 
 かつてトレーニング場所だった二股峠も、ゴミ焼却場から先は通行止めでした。

 
 本当に何もなくなってしまいました。


 とても悲しい気分で札幌に戻りました。

 

 
 架空の大夕張がいかに故郷を大きく写すか・・

 
 このホームページの影響力の重大さが今身をもって感じました。

 
 訪問感想は、悲しいものでしたが、貧しくても活気ある時代を過ごした私は、しばし、鹿島小学校校庭で思いにふけりました。

 
 ここに集う大夕張の人々の今でも元気な掲示板を見て、私もいい年ですが、まだまだがんばらねばと心新たにしました。

 これからも、もっともっと私の知らない大夕張を語ってください。

 

(2003年11月13日 記)


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