随想 昭和35年鹿島小学校3年生 見学旅行 |奥山道紀 昭和36年7月13日【北海道新聞・夕張版】 『みんなで旅行うれしいな 鹿島小三年生模擬坑など見学』 今月は市内小、中学校の修学旅行・見学旅行の最盛期。 鹿島小学校の三年生も十一日、夕張市内や栗山方面の見学旅行を行った。 昨年は小児マヒの流行でどこへも出かけられなかったこどもたちにとって、… 続きを読む
楽しかった日々 森林鉄道の記憶 トロッコ1 昭和35年。 南部貯木場。 先頭に立ってポーズをとる青年の姿の後ろには、子どもや女性の姿も見えていて、これも当時行なわれた何かの行事の一コマだったのだろう。 白黒写真に着色した画像 左に見える気動車は野外博物館「北海道開拓の村」山村群にある森林機関庫に展示されているものと同型で、次のよう… 続きを読む
あらかると 大夕張の商店街 その1 【南部の商業地】 南部が『大夕張』で、大夕張が『北部大夕張』とよばれた明治から大正にかけての時代。 南部の大夕張炭炭坑に労働者が集まると同時に商売をする人たちも集まってきた。 その頃の話から始まる。 明治39年(1906年)、大夕張炭坑が開坑すると同時に、多数の労働者が入り込んだ。 … 続きを読む