2丁目3番地 迷信 無邪気な迷信 道路を黒い猫が横切ると悪いことがおこる 13日の金曜日には何か悪いことがおこる 箸から箸に食べ物を渡してはいけない 三人並んで写真を撮ると真ん中の人が早死する 夜に爪を切ると親の死に目に会えない 夜口笛を吹くと泥棒に入られる 大夕張の夜は暗かった。 駅前… 続きを読む
2丁目3番地 大夕張山歩記 全 出典は昭和53年刊『鹿島のあゆみ』から、鹿島小学校教諭米沢作朗先生の『大夕張山歩記』を、以前、自分のコメントとともに、月ごとに分けて掲載した。 今回、それを自分の文章を省いて、一つにまとめた。 以前の月ごとに掲載された文章をご覧になりたい方は、下の『大夕張山菜記』のタグからどうぞ。 … 続きを読む
2丁目3番地 今さんの写真 その2 だいぶ前に『今さんの写真』で書いたように、多くの貴重な写真を掲載させていただいているリプこと今雅秋さんと昨年の夏、大夕張掲示板をきっかけに連絡がとれた。 17年ぶりのメールの再会となった。 そして昨年(2023年)の秋には、『2020年の大夕張の旅写真』と題する写真を14回にわたって紹介させ… 続きを読む
2丁目3番地 大夕張山歩記 釣り 時期になると、シューパロダム周辺から上流にかけて、釣りに来たらしい人の車が駐車してあるのをみかけることがある。今もあのあたりは、アメマスを狙う釣り人たちとって、いい釣り場となっているのでしょう。 アメマス 昔、ワカサギは大夕張ダムでシューパロ湖ができて以来、その名をよく耳にし、地物かど… 続きを読む
2丁目3番地 大夕張山歩記 山菜採り11月 米澤先生の大夕張山歩記も、山菜採りは11月の項で終わり。 むしろあの冷涼だった大夕張で11月まで山菜採りができたことに驚きを感じる。 JA上川のホームページでの紹介によると、「えぞゆきのした」は、えのき茸の原種に近く一般的なえのき茸と比べて、傘は卵色、茎は茶色でコリコリとした歯ごたえ、風味が良く… 続きを読む
2丁目3番地 大夕張山歩記 山菜採り10月 大夕張の10月。 寒い日が続き、下旬頃には初雪も訪れる。 いよいよ冬が迫るころ。 山ブドウの木は、鹿島小学校から山神社に向かう坂道の土手の蔦や枯草が絡まった中に小さな黒っぽい実をつけていた。 我が家では、家に持ち帰っても、親がそれを利用することもなかったので、採って帰ったりはしなかった。 山ブドウ… 続きを読む
2丁目3番地 大夕張山歩記 山菜採り 9月 秋、9月は、まさにキノコ狩りのシーズン。 ラクヨウは、ハナイグチといい、北海道ではボリボリと並んで、キノコ狩りで人気があるようだ。 自分は、ラクヨウとボリボリくらいしか知らないが、キノコもいろいろな種類や呼び名があり、奥が深い。 自然に恵まれた大夕張の暮らしの中で、愛好家の人たちも多かっ… 続きを読む
2丁目3番地 大夕張山歩記 山菜採り 7月8月 北海道ではナラタケの別名でボリボリという。 自分は、ボリボリという語感になつかしさを感じる。 「ボリボリとってきたから」と、近所のおじさんからよくお裾分けをいただいていた。 我が家では、味噌汁やてんぷらにして食べるが多く、おいしかった。 住宅地も山の中にあるようなものだから、ちょっと道を外れ… 続きを読む
2丁目3番地 大夕張山歩記 山菜採り 6月 6月は山菜採りのハイシーズン。 自分の身の周りにも、山菜採りを趣味としている人たちがいて、休日になると毎週のようにでかける。 それぞれ自分のしまをもっていて、その場所はそれぞれ『秘密』のようだ。 山菜採りは人を夢中にさせるようで、『Kawauchiさんの初音沢より夕張岳~竹の子採りの思い出~』… 続きを読む
2丁目3番地 大夕張山歩記 山菜採り 5月 最近は5月に入ると札幌のスーパーにも生フキや、ウド、アイヌネギなど山菜が店頭に並ぶ。 シイタケは食材として色々活用されるが、バター焼きは我が家では弁当のおかずの一品によく入っていた。 アイヌネギは、行者ニンニクともいい、コゴミとともに醤油漬けにして食べた。 大夕張に住んでいたころに山で採った… 続きを読む
2丁目3番地 大夕張山歩記 山菜採り4月 『鹿島のあゆみ』(昭和53年刊)鹿島小学校米澤作朗先生が書かれた文章から。 『大夕張山歩記』というタイトルで、1年間を月別に、大夕張での山菜採りと、釣りについて書かれている。 当時暮らした人たちの身近だった山菜採りや、釣りのことは、こどもだった自分にもその雰囲気が伝わってくる。 下の文中、えぞの… 続きを読む
2丁目3番地 解散記念誌1990.5.20 |炭労 三菱南大夕張炭鉱労働組合 この解散記念誌は今年1月、元三菱大夕張炭鉱病院に看護婦として勤務していたIさんがおくってくださった。 Iさんは、父の同僚で母の幼なじみだった。 母とは宝町に住んでいた鹿島小学校時代、一緒にソロバンを習いに通っていたと懐かしく話す。 父とは薬局で長いこと共に勤務した。 その… 続きを読む
2丁目3番地 大夕張の鳥たち シマエナガ・・・、そういえば数年前からよくその名を聞くようになって、かわいらしい姿がデフォルメされて各種グッズになって販売されていたことを思い出した。 白く丸くて、尾がすらりと伸びた姿は美しく、特に正面からの姿は愛らしい。 大夕張にもいたんだろうなあ、とあらためて思った。 https://y… 続きを読む
2丁目3番地 雪虫 2023 雪虫が大量発生しているという。 ニュースで札幌の大通り公園をいく人と、雪虫で白くなった町の映像や写真が報じられていた。もろろんネットでも流れている。 原因は、今年の夏の異常な暑さで成長が早まったせいらしい。 下の写真は、雪虫の群れだが、今年の写真ではない。 数年前、小樽の朝里ダムでと… 続きを読む
2丁目3番地 霜 今朝、旭川気象台で今年初めての霜が観測されたとのニュースがあった。 ちょうど今日10月24日は、二十四節気の『霜降(そうこう)』 二十四節気(にじゅうしせっき)とは、1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けた日本の暦だが、その中でも秋の最後の節気となっている。 … 続きを読む
2丁目3番地 弁当箱の蓋に注いで食べた味噌汁 10月も下旬を迎えると気温の寒さに、あたたかいものが恋しくなる。スーパーなどでは店頭で鍋料理の食材などの品揃えが充実している時期でもある。 すっかり寒くなったこの頃、我が家も先日鍋料理をいただいた。 味噌味のスープに野菜を入れた鍋だが、もやしが入っていた。そのもやしを口に入れた… 続きを読む
2丁目3番地 夕陽を浴びる山 若い頃、自動車を自分で運転するようになってから、年に数回生まれ故郷である大夕張に向かった。 そこに行ってみると、ある瞬間、ふっと暮らした当時の感覚が、目に映る景色や肌に感じる空気に蘇ることがある。 このオレンジ色に染まる夕張岳を見た時もそんな感覚を伴った。 2001年10月7日… 続きを読む
2丁目3番地 ススキとホオズキ もうすぐ中秋の名月、今年2023年は、9月29日である。 子どもの頃は、秋になるとススキとホオズキが毎年の行事のように、窓辺に親が飾っていた。 母が毎年この時期になるとそうしたのだが、ススキやホオズキを採ってくるのは、子どもだった自分の役割だった。 今はススキはともかく、ホオズキは家… 続きを読む
2丁目3番地 ソニー(SONY)号空飛ぶ冒険 昭和34年(1959年)鹿島小学校グラウンドのソニー号 ソニー号について、初めてその名を聞いたのは、もちろん大夕張にいたときではなくて、2001年頃に内川さんから、大夕張上空を周回するその映像を見せていただいたときだった。 いきなり画面タイトルに「ソニー号来校」と出てくるから、これはもう、… 続きを読む
2丁目3番地 シューパロ川の化石 今日(2023年7月24日)、北海道新聞12面(道央版)に、かつて大夕張の鹿島小学校グラウンドで公演を行なったという『木下大サーカス』が札幌で公演中という記事とともに、『夕張の化石に触れて』というタイトルで室蘭市で開催中の展示について写真付で紹介されている。 記事を要約すると、『DENZ… 続きを読む