山史

三菱大夕張鉄道58年史

第4編 営業成績 第6章 沿線炭鉱 第7章 主要荷主別後払契約 第8章 鉄道営業収入表 山史

第4編 営業成績 第6章 沿線炭鉱 第7章 主要荷主別後払契約 第8章 鉄道営業収入表

第6章 沿線炭鉱 年度別北菱香取坑黒江(微粉炭)南部炭北菱遠幌砿北夕炭砿北菱鹿島炭砿計 32.2送炭開始29.11送炭開始24.6送炭開始23.1送炭開始24.9送炭開始28.3送炭開始  37.2送炭終了 30.3送炭終了29.11送炭終了   22   2,010  2,01023   23,4…
第4編 営業成績 第5章 石炭運賃 山史

第4編 営業成績 第5章 石炭運賃

第5章 石炭運賃 大夕張炭山~清水沢間1屯当り石炭賃率 昭和14年4月20日開業当時併算制施行 7級 18粁50銭最低運賃の関係により59銭の実施を得る昭和17年4月1日戦時輸送通算制施行のため減収となり実収55銭 但し昭和19~20年頃一括割賦を使用したため 扇町及び隅田川駅着 長距離輸送により7…
第4編 営業成績 第3章 連絡運輸範囲 第4章 乗車券 山史

第4編 営業成績 第3章 連絡運輸範囲 第4章 乗車券

第3章 連絡運輸範囲 昭和16年12月1日、旅客連絡運輸取扱開始 国鉄線東海道線 東京、横浜、名古屋、大阪、神戸東北線   東北本線各駅、日立、陸中花輪、八戸、陸中夏井、久慈奥羽線   奥羽本線、能代、羽後四ツ屋、羽後長野羽越線   温海北海道線 各駅  国鉄線を経由し社線と次の鉄道線間 国鉄線清水…
第4編 営業成績 第2章 旅客運賃  山史

第4編 営業成績 第2章 旅客運賃 

第2章旅客運賃 1、 賃率(国鉄比較) 三菱大夕張鉄道国鉄年・月・日賃 率大夕張・清水沢間運賃賃 率14年4月1日  1銭5厘6毛14年4月20日1銭5厘6毛24銭 17年4月1日   2銭19年3月1日1銭6厘26銭 19年4月1日2銭5厘40銭2銭5厘20年4月1日3銭50銭3銭21年3月1日 …
第3編 駅の歴史 山史

第3編 駅の歴史

第3編 駅の歴史 清水沢駅  明治30年2月16日 北海道炭砿鉄道の駅として開業追分起点 33.6Km  明治39年10月   鉄道国有法により逓信省鉄道作業局に買収され省線となる。  昭和22年1月16日 社線乗入れにより共同使用駅となる。  昭和31年4月2日  新駅舎完成新清水沢駅 清水沢起点…
第2編 歴代課長 山史

第2編 歴代課長

第2編 歴代課長   初代  宇賀村   進     自、昭和20年9月1日                   至、昭和21年6月20日   2代  本 間 昌 吉     自、昭和21年6月20日                   至、昭和27年11月25日   3代  松 谷 逸 郎    …
第1編 沿革 第8章 二股ダム建設に伴う鉄道移設補償工事 山史

第1編 沿革 第8章 二股ダム建設に伴う鉄道移設補償工事

第8章 二股ダム建設に伴う鉄道移設補償工事 1、 二股ダムの建設 昭和27年、北海道開発局の手により、空知4ヶ町村(由仁、栗山、栗沢及び長沼)の既成水田7720haの完全補水と4145haの新規開田並びに年間6650万Kw/hの発電を目的とし多目的ダムの建設に着手。 昭和35年12月、湛水及び発電を…
第1編 沿革 第7章 最近に於ける営業事項 山史

第1編 沿革 第7章 最近に於ける営業事項

第7章 最近に於ける営業事項 1、 美鉄と連絡運輸併合 従来大夕張鉄道と美唄鉄道は、国鉄との連絡運輸については恰も別会社の如く、ここに連絡番号を有し業務を取扱いたるも、 昭和31年6月1日よりこれを併合三菱鉱業株式会社の美唄鉄道線又は大夕張鉄道線と称し、連絡運輸契約も当社取締役社長と国鉄営業局長との…
第1編 沿革 第6章 清水沢駅乗入 山史

第1編 沿革 第6章 清水沢駅乗入

第6章 清水沢駅乗入 1、 清水沢駅乗入 当鉄道に於ける国鉄との連絡運輸については、従来より新清水沢駅を有し、旅客は約350米の徒歩連絡、更に荷物及び郵便物は荷車をもって運搬中継せしため列車の遅延を来す等不便を免れず。これが緩和のため省線清水沢に列車を乗入のことゝし、 昭和19年8月25日付をもって…
第1編沿革 第5章  鉄道課独立 山史

第1編沿革 第5章 鉄道課独立

第5章 鉄道課独立 1、 鉄道課独立  当鉄道の業務形態は地方鉄道として発展後も、運炭課、工作課及び経理課等に於て夫々分担執務せしが、地方鉄道の運営上欠陥ありとして監督官庁より示唆もあり、社内的にも鉄道課設置の気運が騰まり、たまたま終戦という障害発生せしも 昭和20年9月1日付をもって 鉄道課設置、…
第1編沿革 第4章  地方鉄道改組 山史

第1編沿革 第4章 地方鉄道改組

第4章 地方鉄道改組 1、 地方鉄道改組  大夕張専用鉄道沿線住民の福祉と地区産業発達に資する目的をもって、  昭和12年7月21日鉄道省陸運監督局に対し、専用鉄道を地方鉄道に変更の申請書を提出、翌昭和13年10月20日付監第7802号をもって認可となり、  昭和14年4月20日線名を三菱鉱業株式会…
第1編沿革 第3章 北部開発 山史

第1編沿革 第3章 北部開発

第3章 北部開発 1  北部開発計画  大正7年頃より北部開発計画あり、その調査を開始したが、この産炭を如何にして搬出するかが当時の大きな課題であった。  その第1次案として、北部、万字間に鉄道を建設する事とし万字の石川呉服店を根據として調査を開始するも急坂のため廃案となった。  大正8年、第2次案…
第1編沿革 第2章 南部時代 山史

第1編沿革 第2章 南部時代

第2章 南部時代 1、開 闢  明治21年夕張炭田の大露頭発見以来、附近炭砿の開発が盛となり、二股(現南大夕張)夕張川岸15尺露頭が発見されたが、地形峻険にして輸送困難のため開発は進まなかった。  明治31年頃、福山某がこれの試掘権を得てより福山抗と称されたが、その後数名の手を経て川崎茂実の名義とな…
第1編 沿革 第1章概論 山史

第1編 沿革 第1章概論

第1編 沿革 第1章 概論 明治39年1月18日 二股(現南大夕張)福山抗の試掘権を有する川崎繁実が逓信省鉄道局に対し、清水沢・二股間5哩40鎖の専用鉄道敷設免許を申請するに始まり 明治39年6月 京都合資会社が組織され権利一切を譲り受け 明治39年8月2日 鉄第884号をもって専用鉄道敷設免許を受…
山史 紹介 山史

山史 紹介

山史 自、明治39年至、昭和38年三菱大夕張鉄道58年史 ※山史について  「山史」は三菱鉱業㈱の各炭礦・鉱山毎に編纂された各鉱の沿革史で、大夕張では昭和38年に当時の礦業所長・岩間氏の命を受け編纂が開始され、「鉄道部門」のみが鉄道課主任・菊池武人氏により取りまとめられました。   炭礦部門は完成に…