函渕

5717

 昭和30年頃。

 この場所は、後年、大夕張ダムが作られたところ。

 かつて南部から夕張川を遡行すると上流は二股に分かれていて、シューパロ川とパンケモユーパロ川が合流していた。

 二つの川の合流地点であることから、二股、と呼ばれた。大夕張ダムの別名も、二股ダムである。

 大夕張ダムができる以前、この地は函渕と呼ばれ、南大夕張から北部はシューパロ川に沿って切り立った崖と深い谷が続いた。

 

 南大夕張から北部大夕張への鉄道敷設の際には、資材を運ぶ人馬もろとも飲み込む程の谷の深さで、人々に恐れられたという。

白黒写真に着色した画像

 

写真はの地点のあたり

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

アップロードファイルの最大サイズ: 5 MB。 画像, 音声, 動画, 文書, スプレッドシート, 対話型, テキスト, アーカイブ, コード, その他 をアップロードできます。 Youtube、Facebook、Twitter および他サービスへのリンクは自動的にコメント内に埋め込まれます。 ここにファイルをドロップ