農場前臨時乗降場

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 昭和30年頃 桜ヶ丘方面と行き来する乗降場であったのだろう。対岸の桜ヶ丘方面に行くには、尚、崖の道を下り、シューパロ川にかかる細いつり橋を渡らなくてはいけなかった。

 

写真を拡大すると、制帽をかぶった鉄道員らしき人物や乗降する複数の人が見える。

 

白黒写真に着色した画像

後のシューパロ湖駅より,20メートル程明石町寄りに設置されていたという農場前臨時乗降場の写真。昭和21年に食糧増産の為に設置され,その後,大夕張ダム建設のために昭和32年に廃止。


農場前臨時乗降場  【奥山道紀】

 夕張市立幌南小学校資料室(鹿島小学校資料室)から見つけた出した旧農場前臨時乗降場の写真です。

 大夕張ダムが出来る前には対岸に渡る釣り橋もあり、周囲には数軒の開拓農家があったそうです。

「山史鉄道編・三菱大夕張鉄道沿革史」には下記の記載があります。

農場前臨時乗降場
 清水沢起点10K253M 社起点10K050M
 昭和21年 2月 1日 食料増産の為第2農場前臨時乗降場として設置。
 昭和25年11月 1日 農場前臨時乗降場と改称。
 昭和32年 2月 1日 二股ダム建設に伴い廃止。
ホーム延長50m


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