昭和26年頃 メーデー 大夕張駅前

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  昭和26年頃、大夕張駅前のメーデーの様子。

 

 左に三菱購買会,その奥に健保会館が見えている。

 大夕張郵便局の辺りから撮影されたそうだ。

 

 大夕張銀座とよばれた駅前の栄町商店街のメインストリート。昭和20年代は私の知る昭和40年頃と比べて,ずいぶん印象が違う。そもそも購買会は昭和30年代に火災に遭い建て替えられたという。

 

 大人から子どもまでメーデーはみんなの一種のお祭りみたいなものだった。子どもの時分「メーデーって何?」と聞いた答えにいつも「働く人たちのお祭りだよ」。

 そんな言葉が返ってきた。

 

 

 忘れられないメーデーの看板の記憶がある。

 

 ある年、絵を描くことの好きだった父がメーデーのための看板を油絵で一生懸命描いていた。

 

 その絵は,大きなカンバスの背景に、深く暗い青色が塗り込められ、中央には大きな髑髏が描かれていた。

 髑髏の上には大きな原爆雲が沸き立ち、黒いカラスが翼を広げて今にも飛び立とうとしている姿が描かれていいた。

 完成した絵を見た自分は、子ども心に奇妙で不気味だと思い、強く印象づけられた絵だった。

 

 

 戦後10年足らず、アメリカ、ソ連の原水爆実験も続き、核戦争が起きるのではという平和に対する危機が強かった世相だったと思うが、子どもたちにはそんなことを思う由もなかった。

 

 職員組合のコンクールで賞をとったとかいうことで、確かその写真がアルバムのどこかにあったはずなのだが・・・。もう50年以上前のことです。

 

白黒写真に着色した画像

 

(2020年4月2日 公開)

(2023年1月23日 更新)

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