続・大夕張つれづれ

『大夕張つれづれ』の続編。2020年9月からの連載です。

北海道弁•••あめくさい・あめてる・あめる | 高橋正朝 #143 続・大夕張つれづれ

北海道弁•••あめくさい・あめてる・あめる | 高橋正朝 #143

    北海道といえども、春が過ぎれば暑くなる。  北海道には梅雨はないとされていたが、今はどうなのだろうか ••••••。      私が大夕張にいた当時、たしかに梅雨といえるような天候はなかったが、それでも、6月から7月にかけては、雨が降ることが多かった。       全国的には、食中毒の注意が…
北海道弁•••かます・かまかす | 高橋正朝 #142 続・大夕張つれづれ

北海道弁•••かます・かまかす | 高橋正朝 #142

      前回、# 141〘 まかす・まかれる 〙のFB 版に、成田利夫さんが、〘 かき混ぜる 〙の北海道弁〘 かます 〙のことに言及していました。  〘 かき混ぜる 〙の北海道弁としては、〘 かまかす 〙があり、私は、その北海道弁はしっかり覚えていましたが、〘 かます 〙はすっかり忘れていました…
北海道弁•••まかす・まかれる | 高橋正朝 #141 続・大夕張つれづれ

北海道弁•••まかす・まかれる | 高橋正朝 #141

   この北海道弁も、もはや死語ではなかろうか?     東京弁を中心としたラジオやテレビ放送の影響が大きくて、方言を持ちだした番組以外は、標準語を活用しているのは仕方がない。 特に、全国同時に流すニュース番組がそうである。       そういう中にあって、大泉洋の存在感は大きい。 でも、全国同時ニ…
北海道弁•••なまずし( 生寿司 ) | 高橋正朝 #140 続・大夕張つれづれ

北海道弁•••なまずし( 生寿司 ) | 高橋正朝 #140

         私の大夕張時代は、いわゆる江戸前の寿司のことを〘 なまずし( 生寿司 ) 〙と言っていた。  まだ、各家庭に冷蔵庫などなかった時代である。       だいたいが、大夕張時代の私の小学校低学年くらいまでは、生の魚介類を食したのは、イカの刺身だけだった。 イカをキシメンぐらいの巾に切…
ゆめゆめうたがうことなかれ | 高橋正朝 #139 続・大夕張つれづれ

ゆめゆめうたがうことなかれ | 高橋正朝 #139

       〘 夢 〙の話を4回続けましたが、この〘 ゆめゆめうたがうことなかれ 〙のセリフは、千年町にあった大夕張劇場で観たチャンバラ映画のなかでの夢まくらに立った老人のセリフだった。       鹿島東小学校の低学年のころで、当時のチャンバラ映画の本数は、東映が圧倒的だった。  〘 ゆめゆめう…
夢まくら、幽体離脱 | 高橋正朝 #138 続・大夕張つれづれ

夢まくら、幽体離脱 | 高橋正朝 #138

        私の母親は、下に3人の妹がおり、その下に弟がいた。  私には叔父になる。 叔父とはいっても私とは同い年であった。 ただし、彼は早生まれで私は遅生まれだから、学年は1年違った。       母親の父母、すなわち私の祖父母と末子である叔父が、明石町番外地の家で同居することになった。 私が…
 夢の続きを見る | 高橋正朝 #137 続・大夕張つれづれ

 夢の続きを見る | 高橋正朝 #137

      しょっちゅう夢を見る人や、夢を見る回数が少ない人もいるだろう。 振り返ってみれば、私がしょっちゅう夢を見たのは、鹿島東小学校の、3年生から5年生ぐらいが多かった。       以前、何回か書いたことだが、寝ている最中、私は最低でも2回は小便にたった。 妹や弟たちは朝まで小便に起きることな…
色付きの夢  |  高橋正朝 #136 続・大夕張つれづれ

色付きの夢 | 高橋正朝 #136

      色付きの夢を見たのは、鹿島東小学校4年生の初夏のころだったと思う。  1ヶ月ぐらいの間に2回見た。 それ以前も以後も色付きの夢は見ていない。         内容は2回ともほぼ同じである。 背中にマントをはおった私が空を飛んでいるのだ。  太陽は黄色。 空は青色。 マントは赤色。 身体の…
夢とデータ解釈 | 高橋正朝 #135 続・大夕張つれづれ

夢とデータ解釈 | 高橋正朝 #135

   〘 夢 〙といっても、「 オレは○○になる 」「 私は✕✕になりたい 」の希望や憧れの〘 夢 〙ではなく、寝てるときに見る〘 夢 〙のことである。      内容は覚えていないが、鹿島東小学校2年生ぐらいのときから〘 夢 〙を見ていたことは覚えている。  内容を覚えていないのに、何で小学校2年…
雪の中をこいで山小屋にたどり着く | 高橋正朝 #134 続・大夕張つれづれ

雪の中をこいで山小屋にたどり着く | 高橋正朝 #134

    今から約65年ぐらい前の春先、そう今ごろの日曜日、私を含む3人で、雪の中をこいで桜が丘から山のほうに入った。  このときも、誰々と行ったのか、覚えていない。 多分、全員、明石町番外地の少年だったろうと思う。       季節は違うものの、続・大夕張つれづれ #119 〘 スモモ 〙に書いたこ…
座席をゆずる| 高橋正朝 #133 続・大夕張つれづれ

座席をゆずる| 高橋正朝 #133

    私の母親のすぐ下の妹、すなわち叔母が、当時住んでいた栄町から、明石町番外地の我が家に、赤ん坊を負ぶってよく遊びにきていた。       あるとき、赤ん坊を負ぶった叔母が、汽車に乗ったとき、北沢先生に席をゆずられ、大変感激したことがあった。       私が、鹿島東小学校4年生の初夏のころだっ…
エスカレーター  |  高橋正朝 #132 続・大夕張つれづれ

エスカレーター | 高橋正朝 #132

    私が、生まれて初めてエスカレーターに乗ったのは、夕張市本町にあった百貨店〘 おかむら 〙だった。      当時、大夕張にあった最も大きい商店は、三菱購買会だったのは、皆さんご存知のとおりだ。       子どもであっても、マンガ、テレビ、映画などで、百貨店のことは知っていた。  『続・大夕…
北海道弁•••••• なまずるい、へなまずるい | 高橋正朝 #131 続・大夕張つれづれ

北海道弁•••••• なまずるい、へなまずるい | 高橋正朝 #131

   これも、現在の北海道弁からしたら、博物館行きの言葉かもしれない。  ネットでチェックしたら、この言葉の記事は少ない。  大夕張の子ども時代には知っていた言葉だが、使用頻度は少なかったように思う。  しかし、インパクトがあった。        その少ない記事のなかで、まったく知らなかった考察があ…
北海道弁••••••もぐす | 高橋正朝 #130 続・大夕張つれづれ

北海道弁••••••もぐす | 高橋正朝 #130

     この〘 もぐす 〙という北海道弁も、現在では博物館行の言葉のようだ。  ネットの記事のなかに、簡潔に表現したものがあったので、それを抜粋したのが以下の文章です。       「 もぐす 」は、「 漏(も)らす 」という意味の北海道の方言です。  標準語のもらすと違い、もぐすは排泄物(はいせ…
北海道弁••••••補足•••はっちゃきこく、はっちゃきになる | 高橋正朝  #129 続・大夕張つれづれ

北海道弁••••••補足•••はっちゃきこく、はっちゃきになる | 高橋正朝 #129

     この北海道弁〘 はっちゃきこく 〙は、前回、続・大夕張つれづれ # 128 で投稿しましたが、『 侮蔑的感情 』という表現に対し、腑に落ちないという人がいましたので、補足します。       北海道弁〘 はっちゃきこく 〙は、ネットで検索すると、一所懸命、夢中になって、頑張って、とかいうよ…
北海道弁••••••はっちゃきこく、はっちゃきになる | 高橋正朝 #128 続・大夕張つれづれ

北海道弁••••••はっちゃきこく、はっちゃきになる | 高橋正朝 #128

      この北海道弁〘 はっちゃきこく 〙も、前回の〘 だはんこく 〙と同様、北海道内ですら死語になっているのではないだろうか •••••。      私が名前すら知らなかった江別市出身のタレントの大泉洋は、北海道弁を駆使し、それをウリにしてバラエティー番組などに出演しているらしいが、彼だったら…
北海道弁••••••だはんこく | 高橋正朝 #127 続・大夕張つれづれ

北海道弁••••••だはんこく | 高橋正朝 #127

     この北海道弁〘 だはんこく 〙は、もはや死語ではないだろうか••••••。       アパートのガラス戸は、今の時期( 12月初旬から1下旬ぐらい )は24時間開けっ放しにして網戸にしているのだが、早朝、見えないが、通りの向こう側から、幼児が、〘 だはんこいている 〙のが聞こえた。   …
万葉会館 | 高橋正朝  #126 続・大夕張つれづれ

万葉会館 | 高橋正朝 #126

 『続・大夕張つれづれ #124 道玄坂の思い出 その2』 に、TAKASHI さんが、コメントを書き込み、万葉会館について言及していました。       当時あった万葉会館は、今は貸ビル業に転じているようで、ビルの大部分は、IKEA に貸しているようです。       『続・大夕張つれづれ #12…
道玄坂の思い出 その3|高橋正朝 #125   続・大夕張つれづれ

道玄坂の思い出 その3|高橋正朝 #125  

   日本は、これから、最も寒い時期になる。  私は海外に出るまで、東京に14年間ほど住んでいたが、最初の冬は、北海道に比べて暖かいなァと感じたが、翌年の冬からは、えらく寒く感じるようになった。  特に、家の内の寒さには閉口した。  とはいうものの、大夕張に比べれば、気温は高いのだが ••••••。…
道玄坂の思い出 その2 | 高橋正朝 #124 続・大夕張つれづれ

道玄坂の思い出 その2 | 高橋正朝 #124

     前々回投稿した、大夕張つれづれ # 122 〘 ハチ公前広場の噴水 〙に、飯田さんが、イラストを添付して掲載してくれました。     渋谷駅前のハチ公の銅像の住所というのは、実は道玄坂なんですョ。    それで、イラストに描かれていた景色の、中央からやや右側にあるビルを、私は渋谷駅前ビルと…