昼下がりの駅前風景

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昭和45年頃、左手前に消防署。正面にズリ山、栄町商店街。

 

 やっぱり人々が写っている大夕張がいい・・・。

 買い物かごを下げたエプロン姿のおばさん達がなつかしい。夏の太陽が照りつける日の昼下がり、遠方に見えるアスファルトの端がゆらめき、そこには逃げ水が出来きている,

 逃げ水を追いかけた道路を、時々走り来る自家用車。

 昭和40年代、それにもましてよく走っていたのが太い材木を積んだトラックだった。この写真にも見えている。

 官行の方から切り出した大木を何本も積んだトラック。

 そばを通ると、その荷台にかかるチェーンが余りにたよりなく、今にも切れはしないかと、子供心に怖れ、恐怖を感じた。

 

 今では見られなくなったが、トラックには後ろのバンパーの下に金属製のチェーンが取り付けられ、引きずって走っていた。

 電気を逃がすためと、言われていた。『ならカミナリがおちても大丈夫ナンだな』と当時は、そんなことをちっちゃな頭で真剣に考えていた。何しろこの世で恐ろしいのは、「地震・カミナリ・火事・おやじ」と教えられてきた世代である。

  

  荷台に木材を積みあげたトラックの大きさと相まって、 砂埃を巻き上げながら、その金属製のチェーンが、ジャラジャラという音を立てて走る様は、とてつもない威圧感を感じたものだった。

白黒写真に着色した画像

夏の日の太陽が照りつける駅前。遠くに『逃げ水』が見える。そして、切り出した大木を積んだトラック。左に警察署、右手木立の間に見える看板は『拓銀』である

 

 

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