2001年 厳寒の大夕張 |飯田雅人 訪問記

2001年 厳寒の大夕張 |飯田雅人

2001年1月15日 【青い空に神々しく聳え立つ】 (青い空に神々しく) 1月の大夕張からみる夕張岳は,白く輝いていた。 麓からみる夕張岳は純白といってよいほど,真っ青な空のカーテンを背に白さが際立っていた。 冬に見る夕張岳はその昔アイヌの人たちもおそれ,「魔神をよせつけぬ山」とされたのもわかるよう…
白 夜 Ⅲ青芝の章|渡辺 淳一 本棚

白 夜 Ⅲ青芝の章|渡辺 淳一

【書 名】  『白 夜』(全4巻) 【著 者】  渡辺 淳一 【本の紹介】昭和34.5年頃作家としてデビューする前の渡辺淳一が三菱大夕張炭鉱病院に研修医として勤務していました。比較的のんびりと過ごしたそんな時期の看護婦たちとの交流を中心にえがかれています。著者の自伝的5部作全5巻のうち,第3巻『青芝…
ぼくと相棒|鹿島春光、竜田亘 本棚

ぼくと相棒|鹿島春光、竜田亘

【書 名】  『ぼくと相棒』 【著 者】  鹿島 春光  竜田 亘 【著者略歴】 竜口亘(たつのくち わたる) 昭和37年、宮城県生まれ。平成元年、東北大学歯学部卒。現在、歯科医として仙台市内の病院に勤務。幼年より化石に魅了され、化石採集を趣味としてきた。鹿島氏とは、昭和58年に大学の化石採集クラブ…
シューパロ川のほとり|栂 苓子 本棚

シューパロ川のほとり|栂 苓子

【書 名】  『シューパロ川のほとり』 【著 者】  栂 苓子 、渡部 侃 【著者略歴】 栂 苓子(つか れいこ) <本名 小田島敏子 東京生> 父の仕事の関係で,小学校一年から高校までの12年間を,夕張市鹿島の炭坑町で過ごす。卒業後,国立音大にて幼児教育を専攻。幼稚園教諭,ヤマハ音楽教…
鹿島小チャイム(埴生の宿) 音の風景

鹿島小チャイム(埴生の宿)

昭和40年 鹿島小学校 午後5時になると,鹿島小学校の時計からチャイムが流れてきました。『埴生の宿』だったようです。 チャイムの実際の速さ,音色はこんな感じだったでしょうか。 立ち並ぶ炭鉱住宅の軒下をとぼとぼ歩く。聞こえてくるのは,晩ご飯のしたくの包丁とまな板の音,食器のカチャカチャとふれあう音,台…
メタノール工場2 思い出の街角

メタノール工場2

  メタノール工場 【T,Aさん】(2006/07/03(Mon) 07:55) 左側の平屋の建物はオペレーターの監視室とポンプ 圧縮機が稼働する変成工場です。 メタンガス、炭酸ガス、水蒸気の混合ガスを触媒を通して800℃に加熱させる反応塔は右側の低い塔です。 水性ガスとしてガスホルダーに…
メタノール工場 思い出の街角

メタノール工場

  昭和40年   営林署官舎に住んでいました【 K・M(59歳)】(2007/03/05(Mon) 06:57) この工場のすぐ傍、坂の降り口左側にあった営林署の官舎に東高卒業まで住んでいました。 なつかしい! 坂を更に下るとすぐ夕張川、質や粒の良い選炭を採ったり(採取は黙認さ…
夕張岳とメタノール工場 思い出の街角

夕張岳とメタノール工場

まだ芽吹き始めたばかりの季節。雪を被った夕張岳とシューパロ川沿いに立つメタノール工場。右下に小さな取水堰のポンプ場の建物が見える。   メタノール工場【 T,Aさん】 メタノール工場は紺碧の建物、ボイラー、濃縮工場、変成工場、合成工場、蒸留工場の工程で操業していました。 写真、左に並ぶシル…
– 大夕張風物 – 精炭ポケット 岳麓の里

– 大夕張風物 – 精炭ポケット

- 大夕張風物 -精炭ポケット 精炭ポケット 画・・・・伊 藤 清 治 文・・・・佐 藤 貞 雄 4階建てほどの高い建物。うす暗いトンネルが2本、その下につづいている。貨車の列が、このトンネルから、石炭を積んで押し出されてくる。貨車のない、いっぽうのトンネルをのぞくと、水が雨だれのように落ちてくる。…