白 夜 Ⅲ青芝の章|渡辺 淳一

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【書 名】  『白 夜』(全4巻)

【著 者】  渡辺 淳一

【本の紹介】
昭和34.5年頃作家としてデビューする前の渡辺淳一が三菱大夕張炭鉱病院に研修医として勤務していました。比較的のんびりと過ごしたそんな時期の看護婦たちとの交流を中心にえがかれています。著者の自伝的5部作全5巻のうち,第3巻『青芝の章』に大夕張時代が載っています。炭鉱の様子を伝えるものとしては,第2巻の雄別炭鉱時代の描写の方がなまなましくえがかれています。

【初 版】
昭和59年1月

【発 行】
中央公論社

【定 価】   400円

 それでも大夕張炭鉱は良質の炭鉱ということで、炭鉱斜陽化がさけばれているなかでは、街の人たちは比較的のんびりしていた。

(中略)

 この炭山(やま)の人たちの気質は、以前の雄別炭鉱とくらべるとかなり開放的で、それだけすれているともいえた。

 山奥とはいえ、夕張市という大きな炭鉱町の一部で、札幌へも近いという土地柄がそうさせるのかもしれなかった。

 

※言わずと知れた著名な作家なので、現在も各社から発行され、流通していると思われます。

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