アイスクリーム | 林 恭子

2155

 あれは昭和40年代初めの夏の日だったでしょうか。


 大夕張駅前の交差点辺りで、アイスクリームを運んできたトラックが故障して動けなくなりました。

 
 どんどん溶けだすアイスクリームに慌てた運転手さんは、周りにいた人達にアイスクリームを

「食べて!」

と言って、いくつもくれました。

 

 この特別なプレゼントが凄く嬉しかった思い出があります。

 
 当時、我が家にはまだ冷蔵庫もなく、アイスクリームはいつでも食べられるものではありませんでした。

 
 冬になれば天然冷蔵庫(←外)で、粉ジュースを凍らせて、アイスキャンディーを両親がよく作ってくれました。

 
 今では考えられないほど何もない時代だったけれど、楽しさだけは沢山ありました。

 子供だったからかな・・・

 

(2000年1月11日 記)


思い出ばなし

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。

nine + 12 =

アップロードファイルの最大サイズ: 5 MB。 画像, 音声, 動画, 文書, スプレッドシート, interactive, テキスト, アーカイブ, コード, その他 をアップロードできます。 Youtube、Facebook、Twitter および他サービスへのリンクは自動的にコメント内に埋め込まれます。 ここにファイルをドロップ