1999年6月1日の大夕張|飯田雅人 

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 仕事の休みを利用して5才の娘を連れて大夕張に行きました。

 明石町の高台の東高跡に行ってみました。かつての校庭に大きな水溜りができていて,おたまじゃくしがいっぱいいました。

 蚊が飛び交い舞う中、子どもとオタマジャクシをすくってきました。童心にかえって、家で子どもと一緒に観察用です。その時、茶色い野うさぎが目の前を横切って行きました。

 

 千年町・錦町のかつて大聖寺や営林署のあったあたりには,『土砂仮置場』の大きな看板が立ち,巨大な土砂の山が出現していました。


 その異様な大きさは近々何らかの大規模な工事が始まることを予感させました。

 せみや野鳥の鳴き声はいつもと変わらぬふるさとの声でした。

 それとあまりにも対照的な巨大な人工物。

・・・・・・

 鉱業所ゲート前にはよく手入れされた懐かしい型の三菱バスが一台止まっていました。5日の出発に向けて準備が進んでいるのですね。

 

 三菱バスが南部の車両達とともに、南大夕張に落ちつくことができるよう心より願っています。

 

(1999年6月1日 記)

錦町にできていた『土砂の山』に登った。
その頂上から宝町方面を撮影した。
真ん中に標語塔がポツンと見えた。
 
撮影は、2002年8月。

 

 


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