月: 2021年5月

イタドリ 写真

イタドリ

 5月になると、あたたかい日も増え、気温が上がってくる。  雪がとけたあとは、枯れ枝や枯れ草が雪の重みで寝ていた大地に、さっそくどこでも顔を出してくる。  山道、野原、道路脇、土手や崖、沢などの水辺や川縁の近くにと、どこにでも、いたるところこいつは顔を出してくる。  大夕張の子どもたちは、『ドンガイ…
採炭小泉組  炭鉱とともに

採炭小泉組 

白黒写真に着色した画像   採炭小泉組 【斎藤敏幸】(2021年5月8日)   昭和30年代前半   当時採炭作業は、組ごとに、組織がありました。 採炭組には、それぞれ熟練に応じ、大先山、先山、後山とありました。 父は先山で石炭を掘っていました。   何かの折に、坑道から出てきたタイミングで   撮…
鹿島橋のエゾエンゴサク|高橋歌子 写真

鹿島橋のエゾエンゴサク|高橋歌子

2011年(平成23年) 5月 ※花言葉は、妖精たちの秘密の舞踏会 鹿島橋のたもとに咲いていた儚い可憐な花でした。 人里、山林、谷あいに生育する春植物。 ときに大群落をなす。 雪解けとともに芽を出し、春に鮮やかな青色の花を房状に咲かせる。 夏には地上部が枯れて、秋冬を地下で過ごす。 初夏の風を感じる…
代々木町佐藤さん宅の記念写真 楽しかった日々

代々木町佐藤さん宅の記念写真

  白黒写真に着色した画像   後ろに見える清掃道具や、牛乳受けの箱も今では懐かしい   代々木町佐藤さん宅の記念写真 【斎藤敏幸】(2021年5月9日)   昭和35年頃   父の友人の佐藤さん宅前で撮った写真です。   私は神社方向の夕陽をまぶしそうな顔を   しています。…
大夕張炭山 運んだ、石炭を人を

大夕張炭山

昭和45年 白黒写真に着色した画像   大夕張炭山 No.8 三菱大夕張炭鉱ポケット(大夕張炭山) 【奥山道紀】2002/11/21(Thu) 20:27 炭鉱は地下深い切羽から採炭した石炭を斜坑や立坑で、地上へ運び出し選炭後、貨車で各消費地へ送り出します。地上ある巨大な選炭工場や積込ポケット、発電…
初カラー写真(武徳殿前庭) 楽しかった日々

初カラー写真(武徳殿前庭)

健保会館 三色すみれの花壇を前景に 後ろに栄町アパート(ブロック) 初カラー写真 【斎藤敏幸】(2021年5月8日)   昭和38年頃   父の友人が「カラー写真撮ってやる」との一声で   家族みんなで「正装し」   武徳殿で、初カラー写真を   撮ってもらったものです。…
大夕張ダム完成による常盤町の水没家屋  思い出の街角

大夕張ダム完成による常盤町の水没家屋 

 この『大夕張ダム完成による常盤町の水没家屋』の資料を作ってくださった岩田さんは、昭和24年に常盤町が建設された際、新しく完成した炭住に宝町から引越しました。    初代暁橋の入り口、左側の『No.266,50』の住宅。青い線で囲まれた住宅です。  ここから、大夕張幼稚園、鹿島小、鹿島東小、鹿島中に…
三菱バス  大夕張営業所 思い出の街角

三菱バス 大夕張営業所

  昭和43年頃、新塗色のバス(左)と、旧塗色のバス(右)  炭砿(ヤマ)内を走るバスは。山内線、山内バスと呼ばれ、『中学校前行』と『明石町行』があった。  自分の記憶の中では、山内バスというと、写真にある右側の『灰色』中乗りのバスを連想する。    もともと始発は、『礦業所前』だった。小さい頃は、…
昭和43年 大夕張全景地図 地図

昭和43年 大夕張全景地図

鹿島小学校郷土学習資料室にあった鹿島地図    この地図は,鹿島小学校の郷土学習資料室に掲示されていたもの。画像修正してあります。  実物は畳二枚を横に並べたほどの大きさのもの。  郷土室の天井近くの壁面に取り付けられてありました。  昭和43年の大夕張の町名と、主な施設について、番号がうってあり、…
明石町14丁目の広場 思い出の街角

明石町14丁目の広場

昭和45年 夏には盆踊りも行われたという広場 明石町の浴場のとなりにあった広場に、マイクロバスの車庫があり、マイクロバスで、一番方、二番方、三番方の送迎をしていたという。 ここの広場がその場所であるかはわからない。   白黒写真に着色した画像   広場でボール遊びをする女の子たち…
道路横断の土管の出口に造った池 | 高橋正朝 #38 続・大夕張つれづれ

道路横断の土管の出口に造った池 | 高橋正朝 #38

対岸から見た明石町   昭和40年頃    明石沢の周辺 下の写真を拡大した部分 彩色したあたりが明石町番外地と明石沢のあたり。話の舞台になるところ。 昭和43年明石町住宅地図  我が家から見えた、鉄橋の架かった『 明石沢 』と思われる小川は、番外地の開拓寄りの沢を流れ、シューパロ湖ができる前までは…
荒川商店の思い出  | 小野美音子 思い出ばなし

荒川商店の思い出 | 小野美音子

 人懐っこい丸顔のおばさんは、いつも笑顔で店番をしていました。    マンボ、くじ、おもちゃの指輪、ジュース、駄菓子など子供には楽しいお店でした。  母と寄ると、くじをタダで引かせてくれ、それが最近不思議に、思い出され、母に聞くと、千年町あたりでおばさんが友人と会う時、仕事を終え、急ぎ支度で出て来て…
台地にひしめく炭住群 大夕張の全景

台地にひしめく炭住群

昭和36年大夕張上空を北から南に向けて撮影した全景写真   昭和36年8月6日 北海道新聞空知版掲載写真 (※この写真も高精細な解像度で掲載しているので、PCでは、画面をクリックしたあと、あらわれる画像をもう一度クリックすると、詳細に閲覧することができます。)     この大夕張を俯瞰した写真のポイ…
昭和36年 大夕張空撮全景 新聞記事 陳列棚

昭和36年 大夕張空撮全景 新聞記事

  昭和36年8月6日 北海道新聞空知版掲載 (※上の新聞記事をクリックしてあらわれる画像をもう一度クリックすると、拡大表示され、詳細をみることができます) (掲載文章)  空知を飛ぶ⑥ -大夕張市街- 台地にひしめく炭住群 ◯ 夕張岳ふもとの水を集めヘビのようにくねって流れるシューパロ川。  その…
大夕張礦業所 事務所 炭鉱とともに

大夕張礦業所 事務所

 昭和30年代、ゲートを通って中にはいったところで、正面に事務所が見える。  子どもの時、一度、ゲートをくぐってこの広い庭のある場所に来たという、遠い記憶がある。  なぜ、子どもがここに来たのか、遊んでいるうちに、大人の目をかいくぐって入り込んだのか、大人と一緒に連れられてきたのか、誰と来たのか? …