思い出の街角 昭和30年代 購買会 昭和30年代の購買会。 大夕張のデパートといわれた三菱購買会。 2階には家具売り場もあり、お正月や季節の大売り出しの時期には、福引などが行われ、中央の玄関前には当選者が張り出されていたという。 昭和38年頃火災にあったという。 この写真はそれ以前のように思われる。焼失したわけではなく、むしろ… 続きを読む
楽しかった日々 山スキー 栃木で生れ東京で薬学を学び、戦後三菱鉱業の大夕張炭砿病院に就職した父は、北海道に単身渡った。 富士見町の啓心寮に入った父は同じ、独身の寮の仲間たちと、時には病院の若い看護婦さん達を誘って、夏は野球、冬はスキーと、大夕張での独身生活を楽しんでいたという。 そんな父の、おそらく八百五十でのスキーでの… 続きを読む
街の行事 昭和26年頃 メーデー 大夕張炭鉱労働組合前 昭和26年頃のメーデー 大夕張炭鉱労働組合前だと思われる。 そうだとすると、左奥の建物が前年に新築なったばかりの大夕張炭砿労働組合事務所で、その向かい側の協和会館のあたりから撮影した写真のようである。 『萬國の勞働者團結せよ』 『ストは労働者の権利』 ・・・・労働運動のスローガン、これら… 続きを読む
思い出の街角 春日町屋根並み 昭和30年代、季節は晩秋だろうか。 春日町の住宅の屋根越しに、春日町の浴場の大きな建物が見える。その横に並んで見えるのは春日町詰所の屋根だろうか。 この構図は、おそらく代々木町と春日町をつなぐ坂道の途中から撮影したようだ。 炭砿住宅の煙突から、石炭を燃やす煙が、風に吹かれてたなびいている… 続きを読む
思い出ばなし 雪祭り|丸山直記 東高3年の冬、クラスで高校生活最後の思い出にと校庭で雪像を造りました。 受験を控えて大丈夫かなぁと思いながら、それでも必死にやってました。 後に大学の同級生にあきれられつつも牧歌的で良いなとうらやましがられました。 今じゃ、足腰痛いと言うだけですね。 (2004年2月12日 記) … 続きを読む
随想 三菱バス |田鎖加代子 我が家のパソコンの調子が悪くなり 主人が悪戦苦闘の末やっと先日回復しました。 そこで久し振りに掲示板を訪問して 三菱バス停に関する数々の投稿を拝見し 胸が熱くなりました。 ふる里は 幾つになっても忘れ難い所なのですね。 いいえ 年を重ねるほど 思い出されるものなのですね。 10年前に 71… 続きを読む
続・大夕張つれづれ マンガ雑誌〘 少女 〙に連載していた〘 今村洋子 〙の〘 チャコちゃんの日記 〙にでてきた挨拶〘 ハイ 〙|高橋正朝 #174 明石町番外地に住んでいた我が家のとなり、板倉さんチの〘 チーちゃん 〙から、妹が借りた光文社のマンガ雑誌〘 少女 〙に、〘 今村洋子 〙が描いたマンガがあった。 題名は〘 チャコちゃんの日記 〙。 毎回だったかどうかまでは記憶がハッキリしないが、2色刷りで、半ページの大きさで、十数ページ… 続きを読む
訪問記 秋枯れの街へ おわり 最後にやや遠目の視点から写真をとった。 おそらく再び来た時には、この美しい景色を、またここから撮影することだろう。 これからもずっと・・・。 祖父母も父や母も叔父・叔母、その他、大夕張に住んだ親戚友人達が総じて目にしてきた山々。 この景色を受け入れながら、今は水面の下の、原始の森に還… 続きを読む
訪問記 秋枯れの街へ その13 水没していない大夕張。 手つかずの荒れ地。伸び放題の枝。 かつての風景を想像はすることもかなりの努力が必要だ。 神社下から夕張岳の時でさえ、その時間経過に少なからず戸惑いがあった。その時見えていたあの夕張岳ですらここから探すのは困難だ。 ここはかつてテニスコートあった土手の東北角、鹿… 続きを読む
訪問記 秋枯れの街へ その12 宝沢の築堤跡 『秋枯れの街へ その8 宝沢』の築堤部分をズームアップして撮影した写真。 2023年11月21日 2022年10月の宝沢 https://ooyubari.com/2022/10/24/izumikofuso/… 続きを読む
訪問記 秋枯れの街へ その11 『秋枯れの街へ その10』と同じ場所から。 遠く白金地区と新白銀橋。 こちらの手前には明石町郊外で分岐した道が白銀橋(旧)へ続き開拓と向かっていた。 目の前には白銀橋(旧)が沈んでいる。 2023年11月21日 白銀橋を渡った先からこちら側を撮影した水没前の写真 https://ooyuba… 続きを読む
訪問記 秋枯れの街へ その10 秋枯れの『街』へ・・かつて、街の名残り? かつて明石町の住宅が途切れた先に白銀橋に向かう道路と湖畔を進む道路が分岐した、そのあたり。 2023年11月21日 下のMapを見ると、その分岐した道路もここでは湖面の下のようだ。 その上を走っていた鉄道跡までも・・・。 ここに見えているの… 続きを読む
訪問記 秋枯れの街へ その9 夕張岳と白銀橋 白く雪化粧の夕張岳と晩秋の山々と湖。 心穏やかに時間の流れが止まる。 ・・・この『新しくできた』美しい景色を前に、何某かの思い出を紡ぐことはできるだろうか。 答えは人それぞれなのだろう。 2023年11月21日 若い時から何度も足を運んだ故郷。 何かしらの力に引き寄せられる… 続きを読む
続・大夕張つれづれ マンガのなかにでてきた〘 いちろく銀行 〙| 高橋正朝 #173 言わずと知れた質屋のことである。 この〘 質 〙とだけ書かれた看板を千年町の商店街で見ている。 商店街と書いたが、おぼろげな記憶では、表通りではなかった。 間違った記憶かもしれないが ••••••。 千年町に住んでいた人たちは正確に知っているだろうが、明石町に住んでいた人私には、質屋の… 続きを読む