思い出ばなし 子亡き夫婦のある日の哀と安堵 | 小野美音子 子供を失った母は、父の出勤後、昔風の舅と狭い家に一緒にいるのを辛く思う時があり、映画館に行ったことがありました。 気兼ねなく涙を流せたからです。 しかしそれも舅の意に染まず、母は妙法寺へ向かいました。 裏からそっと納骨堂に入り、亡き子の骨と共に一夜を明かしました。 父は、夜通… 続きを読む
思い出の街角 開業した頃の湖畔亭 昭和38年頃 白黒写真に着色した画像 開業間もない頃の湖畔亭。 この写真を見たときに一番先に思い出したのが、入り口の上の看板に書かれた『亭畔湖』だった。 開通した清水沢-大夕張間の道路をバスで「湖畔」停留所の前を通ると、バスの窓からこの文字がよく見えた。 そのたびに、右から書かれたこ… 続きを読む
2丁目3番地 三冊のアルバム 1950年代 場所は『病院の裏の方・・・というが?』 父が残したアルバムがある。 父は大正14年生まれだから、昭和の歩みと、年齢が一緒でわかりやすい、と子どものころ、よく父の年齢のことについて、家族で話していた。 だが父は昭和47年に亡くなったので、47歳までしか数えることはなかった。 … 続きを読む
写真 夜明けの炭住街 【立ち並ぶ炭住と夕張岳】 富士見町は鹿島小学校前の1丁目を起点に,礦業所前の沢を境に6丁目まであった。 6丁目からは、畑やかつての炭住跡をたどって簡単に裏山に入ることができた。 そのあたりの山から撮影したものだと思われる。 夕張岳の麓に整然と立ち並ぶ炭鉱住宅が印象的。 昭和30年(19… 続きを読む
夕輝文敏 タイムカプセル |夕輝文敏 西暦2050年、夕張岳の麓に新しい街ができはじめた。 90年も前に、かつて炭鉱で栄えたように、再び原野に街ができた。 街の名は、大夕張と呼ばれていた。 2000年代前半、未曾有宇の原油高騰と地球環境問題が切迫する中、代替エネルギーとして、石炭が注目された。政府が夕張で試験的に進め… 続きを読む
川柳・俳句・詩 冬の鍵束・・・|匿名希望の父 冬の鍵束 どれも合わ無い ガラスの部屋 【匿名希望の父】 【関連のページ】 https://ooyubari.com/2020/04/15/netdeomoidenote/… 続きを読む
続・大夕張つれづれ 乾電池 その1|高橋正朝 #52 この投稿を書き始めたとき、我々の年代が、子どものころのナショナルとサンヨーのロゴマークを貼り付けましたが、結論として、それらのロゴマークの貼り付けをやめました。 理由は、ロゴマークにも著作権があるからです。 著作権の例外使用からすると、『 ふるさと大夕張 』のようなものの記事のなかで… 続きを読む
随想 七夕の思い出|工藤 央 明石町に昭和45年6歳時まで過ごしていた工藤と申します。 父は夕張東高の教師をしており、校門脇の教員住宅に住んでおりました。 夏場にはバレー部の顧問をしていたため、よく生徒の方が合宿といってうちに泊まりこんでいたのを覚えています。 さて七夕の思い出といえば、明石橋の上から使命を終えた… 続きを読む
楽しかった日々 8月 七夕の準備 昭和40年頃、七夕の飾り付けの様子(千年町 桜荘) 七 夕 【飯田 雅人】 99年08月07日(土)19時00分31秒 今日8月7日は,北海道地方の七夕です。保育園に通う下の娘は七夕の唄で,「ローソクだーせー,だーせーよー。だーさーないと,かっちゃくぞ」と歌っています。 大夕張では,カンテラを… 続きを読む
昭和46年鹿島中学校卒業 平成6年 鹿島中学校同窓会 平成6年(1994年)8月13日に行なわれた、昭和46年3月鹿島中学校24回卒業生の同窓会。 夕張市立鹿島中学校 24期同窓会。1994年8月13日(札幌パークホテル)… 続きを読む
昭和34年鹿島中学校卒業 平成9年 夕張南高 同期会 鹿島中学校34年卒業後、夕張南高に進学した方は、夕張南高の14期にあたる。 夕張南高等学校14期の卒業後35周年の同期会。平成9年(1997年)9月6日に札幌市内で行なわれた。当時、皆さん53歳。 夕張南高等学校 14期 卒業35周年の会 平成9年9月6日 (KKR札幌)… 続きを読む
随想 あの町が |ヤス あの町が忘れられません。 初恋。 今でも覚えてます。久保田美枝さん。 間もなく人生の終わり? ・・・・大夕張を出てから何年過ぎたかな? 今でも鮮明に覚えてますよ。 自分は今では、女房、子供、孫まで居ますが、 貴女は?元気でしょうか? 多分この掲示板には気がつきませんよね? 達者なら何… 続きを読む
楽しかった日々 洗濯 昭和30年頃 春日町? 昭和30年代中頃、家庭に洗濯機がやってくるまでは、天気の良い日に、外で、たらいに桶で水をくみ、洗濯板を使っての作業だった。 私が子どもだった頃は、母親が洗濯をしているのをそばで手伝うわけでもなく、(手伝いは、かえって母親にとってはじゃまになっただろう)周りをうろうろとして… 続きを読む