思い出ばなし 正月の餅|飯田雅人 大夕張の師走の話題から、餅の思い出を。 以前『夕張文化』44号に木村東市さんという方が『大夕張歳時記』という回想を書かれていました。 その中で,昭和10年代?の話。 暮が近くなると岩手の母の実家から米一俵ともち米が送られてきて、当時シューパロ川の川縁にあった千年町番外地の堀田牧場に頼んで正… 続きを読む
思い出の街角 昭和40年代 協和会館 昭和6年に建てられた礦業所の施設、従業員の慰安娯楽にも使用され、昭和15年頃の絵葉書には、『娯楽殿堂』の文字がうたわれる。 昭和32年には大きな改装工事を受けた。閉山近い昭和40年代の協和会館。 昭和15年頃の絵葉書の中の協和会館 https://ooyubari.com/202… 続きを読む
学び舎の思い出 木造校舎取壊し 今から20年以上前、白黒写真でこの写真を鹿島小学校の郷土室で見たときは、木造校舎がないこの姿はけっこう衝撃的というかインパクトが強かった。 全盛期の新校舎と木造校舎が対になった姿を知る人にとっては違和感を感じた写真かも知れない。 鹿島小学校の沿革を辿ると、昭和3年の開校以来、幾度も校舎… 続きを読む
思い出の街角 駅前通り 昭和40年代、大夕張駅前から春日町方面に向かっていく通り。 これまで掲載していた写真と元は同じ写真と思われるが、こちらは昭和48年発行の大夕張炭労「未来に向かって」の中で『大夕張駅前通り』として掲載されていた。ずいぶん色味が異なる。 もうずいぶん前になるが「ふるさと大夕張」の掲示板か、住民登録の… 続きを読む
思い出ばなし 『それ』のおいしい作り方 |久々湊真一 小学校5年の時に、何故か化学者に憧れて、試験管やらビーカーを買ってきた。 長年シコシコと貯めていた小遣いを、思い切り良く全部これに充てたのでした。 「何に使うの?」 と両親から咎められたが、案の定、実験のアイテムも無くて、ただ透明の容器を眺めて磨いて、ニタニタしていただけであっ… 続きを読む
続・大夕張つれづれ ハチ公前広場の噴水 | 高橋正朝 #122 大夕張つれづれ # 11 〘 ハチ公前で出会った若者 〙に、DATE さんという方から、2022-11-05 にコメントが入ってました。 私の投稿は、パソコンだけでの書き込みや閲覧できる時代の〘 大夕張つれづれ 〙のホームページだったので、現在でも閲覧している人はいますが、旧い… 続きを読む
思い出の街角 三菱購買会 昭和40年代 昭和30年代半ばに建て直されたという購買会の建物。 それから約10年後。 二階は家具売り場(窓からそれらしき様子が見える)で、食糧、生活日用品は、一階に各種店舗が入っていた。 秤売りの様子をじっと見ていた昭和30年代。 たしか買い物客用の玄関は、北側と南側に二カ所。それともう一… 続きを読む
鹿島小学校校舎閉校の時 晩秋の鹿島小学校 1990年代 晩秋の青空の広がる鹿島小学校。 1997年(平成9年)6月閉校式の参加者に配られた閉校記念誌「かしま」。 その巻頭を飾っていた鹿島小学校の校舎。 参加した多くの同窓生の胸に刻まれた一枚となったことでしょう。 … 続きを読む
陳列棚 鹿島小学校校章 鹿島小学校郷土室保管の校章 昭和25年(1950年)4月1日制定 【由 来】 緑の柏葉に因る正六角形に、白い雪の結晶形を重ね、中央に校名の題柱ともいうべき、頭文字『鹿』を配し校章となす。 雪の結晶は北海道を外側の六角はダイヤで石炭(黒ダイヤ)を象徴し、石炭の都夕張を表現したものである… 続きを読む
街の行事 山神祭 炭砿病院前 病院前の道路も舗装になった昭和40年代のころ。 6月、子ども達の神輿行列が炭鉱病院前を行く。 トラックに積んだ巨大なスピーカーの上、山車には『春日』と書かれており、春日町内会の子どもたちの行列のようだ。 春日町詰所前の広場を出発した神輿をかつぎ、子どもたちが隊列を組んで街中を練り歩く。 … 続きを読む
街の行事 坂道を春日町から弥生町へ登る山神祭神輿 春日町から弥生町に登ってくる神輿を弥生町の崖の上から撮影した写真。 散歩道の地図と比べてみると、坂のこちら側は、弥生町3丁目。向こう側は、4丁目ということになるのだろうか。 崖の下はすぐ春日町の炭住が建ち並ぶ。 駅前の通りの先を右手に曲がって、弥生町3丁目と4丁目の間をくだっていく坂道、… 続きを読む
続・大夕張つれづれ 成田利夫さんに教えてもらった、白い実がなる草( 木 )の名前、フッキソウ | 高橋正朝 #121 私の前回の投稿、続・ふるさと大夕張 # 120 〘 名前を知らない草木の実2種類 〙に対し、成田利夫さんからコメントがありました。 名前を知らなかった白い実の草は、フッキソウという名だということで、URL が添付されていました。 その URL は、以下のとおりです。 tiotrinit… 続きを読む
思い出の街角 お祭り 駅前商店街 すずらん型の街灯にオート三輪、昭和30年代中盤最盛期の頃の大夕張駅前商店街だろう。 初夏を迎え、お祭りの季節がやってくると、街に幟があがり、紙桜の飾りで街が彩られる。 着物姿の女の子達の踊りとそれを見ている大勢の人たち。 駅前から春日町方面に続く通りをうめる、人また人の波に圧倒される。 … 続きを読む
訪問記 消えた、大夕張|浅野岳男 平成15年(2003年)10月7日。 昭和26年卒、鹿島中学校同期会が札幌グランドホテルで開催された。 午前中、希望者にバスツアーが計画され、夕鉄バスで、湖底に沈むと言われる「ふるさと大夕張」へ、行って来た。 南大夕張を過ぎると、シューパロ湖が眼下に広がり、その向こうに夕張岳が姿を現してきた。 … 続きを読む